2023年2月の観劇

舞台「ウマ娘 プリティーダービー」~Sprinters’ Story~

スマホゲーム「ウマ娘」がオリジナルストーリーで舞台化。コロナの影響で一部公演が中止になったりしましたが、なんとか完遂。千秋楽の配信があったので観ました。
ストーリーとしてはダイイチルビーが主役ポジションで、他にネームドウマ娘としてはダイタクヘリオス、ヤマニンゼファー、ケイエスミラクルが登場し、CVを担当している声優さんが演じます。

ウマ娘のライブではまだ勝負服を着たことがなかったと思うのでこの舞台が初めてですかね。かなり再現度が高く素晴らしい。ライブ衣装はダンスを考慮しないといけないからゲームそのまんまは無理そう… と思いつつ、この舞台も普通に歌とダンスがあったので、いずれライブもこんな感じになるのでしょうね。
ダイイチルビー役の礒部花凜さんは声優というより舞台俳優が元みたいなところがありまして、最近だと舞台「盾の勇者の成り上がり」でラフタリア役を演じていました。

舞台演出として面白かったのはレースシーンですね。モブウマ娘を含めた大人数のフォーメーションで、タップダンスを採り入れていました(ただしタップ音自体はBGMの一部だった模様。タップダンスは靴と床をそれ用にする必要があるので)。前傾姿勢で脚を外側に向かって蹴り出すので正面から見るとちょっと笑いそうになるのですが、背後のスクリーンに映るコース映像に合わせて隊列を変え、その中で先頭争いをするような演出はなるほどこう来たか、という感じでした。

THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023

アイマス全ブランド合同ライブ。こちらは別記事にて詳細を記載。

BLUE GIANT

ジャズが題材の漫画原作。原作未見です。

音楽ものって漫画だと「なんて音色だ…!」とか「超絶技巧…!」とか結局セリフで表現するしかないのでなんとでも演出できるのですが、映像になると嘘がつけなくなります。特にだんだん上手くなるようなストーリーの場合、下手な演奏と上手い演奏を弾き分けなきゃいけないので録音は大変そうですよね。

私はジャズは素人なので曲の良し悪しはわかりませんが、10代の若さと主人公の野望が乗っかった熱い演奏だったのではないかと思いました。そこそこトントン拍子に話は進み、このまま成功するのかなと思ったら終盤にひと山。トラブル自体はよくある展開ですが、主人公が前向きかつドライというか、変にお涙頂戴にしないのは良かったかなと。プロの世界は仲良しだけではやっていけないのです。

アンチャーテッド

上映中に映画館に行けなかったのでアマプラで観ました。

原作ゲームは未プレイ。単純に言えば現代版インディジョーンズですが、謎解き秘境冒険ものにトレジャーハンターたちの騙し騙されを加えた感じ。マーベル版スパイダーマン役で売り出し中のトム・ホランド主演。アントニオ・バンデラスも老けたなぁ…(「EVITA」とか「マスク・オブ・ゾロ」とかのときが好き)

皮肉めいたセリフ回しが多く、いかにもハリウッドでした。けっこうテンポよくというかサクサクと謎解きをして次の手がかりの地に場面が移る展開が多く、目まぐるしかったかな。そしてついに金銀財宝を見つけ… てからの展開もよくあるやつw

気軽にアクション映画を観たいならお手ごろかなと。


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