見出し画像

「I Don't Know How But They Found Me」「1981 Extended Play」はカッコよすぎでズルい。聴けばグラムでヒップでニューウェイブなイケメンサウンドで虜になる。

はじめに

こんちゃー!お元気ですか?
僕は夏を駆け抜けすぎたからか、すっかり疲れてのんびり生活です。
聴いていなかったレコードを聴いたり、プレイしてなかったゲームをがんばったりしてます。
そんな生活の中でどこにも売ってないから買えないレコードをなんとなく思い出して調べたら取り寄せられる事が判明。
速攻で取り寄せました!タワレコさんありがとうございます!

手に入れたのはコレです。

シンプルなのにオシャレ

タワレコさんは出来ると言ったら出来るし、出来ない時は出来ないというふうにはっきりしていて本当に助かります。
HMVレコードさん。僕が取り寄せをお願いしたレコードが2年経っても手元に届かないのですがいかがお過ごしでしょうか。季節は巡り巡ってもうすぐ3回目の秋になります・・・・。まぁしょうがない。気長に待とう。

そんなこんなで手に入れたわけですが、なぜそこまでして頑張って手に入れたのかという理由を語る前にいつもの進め方に倣ってご紹介させて頂ければと思います。

どんなバンド

オシャレなイケメン

ダロン・ウィークス(Dallon Weekes)
リード・ボーカル、ベース、ギター、シンセサイザー、ピアノ、プロダクション
ライアン・シーマン(Ryan Seaman) – ドラム、パーカッション、バッキング・ボーカル

2人組です。
2人でバンド?と思った方もいらっしゃると思います。
出典が定かではないので断定はできないのですが、ドラムがいればバンドという形態になるらしいです。
僕はどっかでこの定義を教わりましたのでバンドとして紹介します。
逆にドラムがいなければ、他にギターやベースが何十人いようともバンドではないです。
そう教わりました。出典は覚えてないのであしからず。すいません。

ちなみにドラムのライアンさんは2023年に脱退しております。
理由はご本人のXに書いてあったと思います。
簡潔に表現すればライアンさんがアレだったのでクビにしたみたいなことらしいです。
なので現在はバンドではなくダロンさんのソロユニットです。
ライブではサポートメンバーを入れてバンドとして演奏してるみたいです。

それにしてもダロンさんのパート多すぎです。
ドラム以外全部!
確かに1人で出来るからそれでいいのかな?
直近のアルバムを聴いてもさほど影響はない感じなので本当に1人で出来るみたいです。スゴイ!

どんな作品(オススメ曲)

choke

とりあえずリード曲の1つを聴いてみてくださいよ。

80年代のニューウェーブなサウンドを現代的に解釈したサウンドだと思うのですが、それだけでなくボーカルスタイルが往年のロックバンドっぽい感じだし、なんかゴージャスな感じの世界観だしですごい独特です。
何回か聴いていたら60年代風味も入ってるしパワーポップ感もあるし、
それでいてとてもポップでフックがあるというイケメンすぎる作風。
ズルイぞ。

Bleed Magic

次はコレをどうぞ。

この曲は疾走感のある感じですが、やっぱり自分たちの持ち味をしっかり入れ込んでいてカッコいい。
懐かしい感じで参照元がわかりやすい曲だけど、音は今っぽいしライブでも盛り上がりそうな必殺チューンですよね。
それにしても声の良さでohohohって歌っててもセクシーなのズルいな。

Do It All The Time

この作品の中で僕が一番好きな曲がコレです。

いやー何回観ても聴いてもめっちゃカッコいいですよね!
PVも強烈な世界観と本人の強烈な魅力があれば、演出をそんなにしなくても見てられるんだなと感心。
動きもぎこちない気もするけど、スタイルの良さとイケメンでカバー。ズルすぎるぞ。
イントロからガシっと掴んで、そこから最後まで完璧だな。
ポップで妖しげでカッコよくて最高!
ビートもビチっとしてるし、曲を構成する音の1つ1つのムダの無さがソリッドでカッコイイ。
あと、声がイイ。カッコイイ。
こんなカッコつけてる歌声なのに、イヤミがないのもずるい。
しかもダラダラ長くなく、もう終わっちゃうのーって思わせる短さ。
天才や!
この曲を聴いてからというもの、絶対にレコードを買うぞと思ったわけです。

最後に

それにしても改めて聴いてたらムダが一切ない作品でとても良いなと思いました。
インストの曲とかも挟まっていますが、全体で15分くらいと短いです。
通しで聴いてもらいたいと強く感じられます。

作品としてはキッチリ余分な感じが無いソリッドな作品ですが、構成する曲はめちゃくちゃ練って作ってあるのがたまらんすね。
どの曲も聴けば聴くほど昔の名曲のエッセンスを混ぜこぜにしてて、聴いているとハっとする瞬間が生まれるのが楽しいです。
そして奇を衒わずにあくまでも歌モノとして作られてるのもとても好感をもてます。

このごろのバンドには無い妖艶(グラム)な色気と大袈裟(ヒップ)なスタイルな曲を下品一歩手前なニューウェーブサウンドの現代的解釈で料理したら、こんなにもソリッドでポップになるなんて目から鱗だと思います。

小さい会場よりも大きな会場で演出マシマシなライブで映える音と曲で、こんな感じのがもう一回覇権を握ってくれれば、ロックスター不在の24年間にピリオドが打たれるはず。
多分日本人に好かれるスタイルと曲だし、もっと売れてほしいし、来日したらぜひ観に行ってメロメロになりたいなー。
この次のアルバムも最新のアルバムもめちゃくちゃデキがイイので激オススメです。

おしまい。


いいなと思ったら応援しよう!