三麻 超ワンチャンスとドラ筋理論
打点読みにわずかに使える理論。
前回の自己牌譜検討で出た場面について
下家北抜きなし。ここでドラ筋の打8sとして放銃した時の打点を考えてみます。読むのはドラの枚数、ドラ5sが絡む面子は(345s,456s,567s,対子5s)ですが、5-8s待ちの場合は面子345s持ち以外は可能性が薄いです。
7sは…超ワンチャンスである!
※超ワンチャンスとは、自分から1枚見えで残りの3枚全てを相手が持っていた場合のみ起こる事象。さっき僕が命名した。
この手であれば7sではなく一盃口がつく4s切りリーチになるだろう。
今回は自分の手で5s2枚持っているため雀頭5sの可能性が低い。唯一345sの面子がある場合はドラが絡むが、後に2sが通れば否定できる。
これだけドラ絡みを否定出来ればロンされても大半が2600や3900、5200止まりなのではないでしょうか。(タンピン、裏ドラは知らない)
そして次にドラ筋理論。自分が親の場合、ドラをツモられるよりドラの筋で放銃したほうが失点が少なくなるケースがあること。
ドラ絡みの345sを持っていた場合は2-5-8s待ち。これなら自分が振り込まなくてもツモられる可能性が高く、高め5sツモられてリーヅモドラドラの親被りを受けることも。あの場面で発を対子で落とすより8sを打って和了を目指し、放銃しても2600失点で済むのを狙うのだ。
今回は7s切りリーチだったが、もし6s切りリーチの場合、他に6sが1枚見えていれば超ワンチャンス理論が使える。
(566677s、456667sから6s切りリーチは激薄)
345667sはそもそも三面張でツモられそうなのでドラ筋理論が活きる。
超ワンチャンス・ドラ筋理論のまとめ
・愚形で当たらないことが大前提(大事)
①リーチ宣言牌がドラそばで他に1枚見え(超ワンチャンス)の場合、ドラは絡みづらい
②親であれば、リーチにドラ筋で放銃したほうが安く済む場合がある。(ドラ筋理論)
①②が組み合わさると…結構押せるよ( ᐛ )
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