不妊治療歴⑤体外受精・採卵周期に入るまで
タイミング法を続けても妊娠せず、体外受精の説明会に参加することにしました。
説明会に参加
タイミング法を3回行ってだめだったとき、体外受精に進むことを医師に伝えました。説明会が混んでいるため、参加できるのは3カ月後。
それまでタイミング法を続けましたが、やはり妊娠せず、説明会に参加しました。
8~10組程度が参加し、採卵・移植のスケジュールやこの病院で取り入れている方法、保険適用回数などの説明を聞きました。
体外受精の一般的な情報については、このときにはネットや漫画、YouTubeなどでいろいろと調べていたのであまり目新しい情報はなかったのですが、印象に残っているのは双子のリスク。
2個胚戻しも可能だが、母子ともにリスクが高いことや受け入れてくれる病院が少ないこと(市内にはない)、無事生まれても経済的負担が重いことなどをかなり強調されていました。
また、この病院では、採卵は高刺激法のみ、胚はすべて凍結胚にする、移植はホルモン周期のみとのこと。
大きな病院に比べると選択肢は少ないですが、初めての体外受精では選択肢が多すぎても迷ってしまうと思うので、まずはこの病院の方針に従うことが気持ち的にも楽でした。
説明会後に夫婦で診察を受け、それまでに受けていた夫の血液検査や私の心電図検査などが問題ないことを確認。採卵周期の通院スケジュールを聞きました。
4月だったので、ゴールデンウイークの連休にかぶった場合はできないが、いまの生理周期であれば問題なくスタートできるだろうとの話でした。
採卵周期がスタートできない
説明会後、生理が来たので病院を受診。土曜日でものすごく混んでいたので、受付までに1時間も待ちました。
すると、受付から「きょうが生理2日目だとスタートできません」との説明が。
「スタートできるか、来院の前に電話していただくよう言っているのですが、電話されなかったんですか?」といわれてしまいました。
よく見ると説明会の資料に書いてあったのですが、説明会後の診察でおそらく問題なくスタートできるといわれていたので、できないことを想定していませんでした。
採卵周期は通院回数も多いので仕事のスケジュールを調整していたこともあり、かなりショックを受けました。
1カ月の遅れはいま考えると大したことのない話です。でも、このように「ままならない」ことだらけなのが不妊治療なんですよね…。