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EYの選考対策・過去問

みなさんこんにちは。戦略コンサルタントのなすです。
この記事では、Big4・EYの選考情報・ケース過去問をまとめています。
そろそろEYでは本選考の時期かと思います。完全無料noteですが、かなり優良情報と思いますので、気になる人はぜひみていってください。

ちなみに、EYのケース面接では”フェルミ推定”が頻出です。
今回は、25卒で選考を控えている皆さんに、今だけ特別になすの”フェルミ推定徹底解説動画”を無料で公開しております。この動画を見るだけでも皆さんのケース力を3レベルくらいアップさせられると思うので、興味ある方は見てみてくださいね。
フェルミ推定徹底解説動画

※去年までの情報をもとにまとめておりますので、もしお気づきの点などがございましたらXのDMにてお問い合わせいただければと思います。

目次
1.会社概要
2.特徴
3.年収推移
4.採用大学
5.選考フロー
6.選考対策(ES・Webテスト・ケース・GD・最終面接)

1. 会社概要  

EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社は、EY がグローバルに展開する、 「コンサルティング」、「ストラテジー・アンド・トランザクション」、「アシュアランス」、「税務」の 4 つの主要なサービスラインのうち、戦略的なトランザクション支援を提供する「ストラテジー・アンド・トランザクション」と、変化の激しいデジタル時代に ビジネスの変革を推進する「コンサルティング」の二つのサービスラインを担う、総合コンサルティングファームです。 
4,122名(2023年10月1日時点)名の経験豊富なプロフェッショナル達が EY に所属し、インダストリー軸の深い知見を持つセクターチームと、専門性の強みを持つコンピテンシー+クロスセクターチ ームがコラボレーションすることにより、クライアントが抱える経営課題に対し、最先端 かつグローバルな視点と実行力で最適かつ総合的なコンサルティングサービスを通して、 社会的価値を創出します。

https://www.eysc.jp/recruit/company/

2.特徴 

デジタルや金融、公共サービスなどの領域で、幅広くコンサルティングを行っている Big4 と呼ばれる会計系のグローバルコンサルティングファームです。特に近年では、デジタルテクノロジー領域に注力しており、人材の獲得にも非常力を入れています。また、150 以上の国・地 域に 700 を超える拠点があり、さまざまなバックグラウンドを持つ社員が在籍する同社は「ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス(DE&I)」の考えの下、多様な人材の活躍を推進しています。具体的には、女性活躍とマルチカルチャーの 2 つに取り組んでいます。新卒の 50%を女性にする取り組みや、プロジェクトでは海外メンバーと案件を進めるため英語が飛び交います。入社前に TOEIC800 点を求められるのはグローバルファームならではのことです。 

3.年収推移 

平均年収は 31 歳で 1,000 万円程と言われています。新卒で入る場合はもう少し早い段階で 1000 万円の大台に乗るでしょう。成果主義の業界なので人によって差異はあります。 初任給は 550 万円弱と初年度から全国平均の約 1.3 倍の年収となり、入社 5 年次の平均年 収は 650〜1000 万円、入社 10 年次の平均年収は 1200〜1400 万円とアッパーミドルクラスに到達すると予測されます。

4.採用大学

早慶がボリューム層で東京一工も多くいます。割合は少ないですが MARCH や関関同立からの採用も見られます。ケース面接での実力次第といったところでしょう。 

  

5.選考フロー

選考フローは以下のステップになります。

①エントリーシート
②WEB テスト
③グループディスカッション
④1 次面接
⑤グループディスカッション(ロング)
⑥最終面接
⑦内定

6.選考対策

先ほど紹介した選考フローを一つずつ解説します。それぞれのフローが非常に重要ですので、しっかりとチェックしてくださいね。

①エントリーシート   

(1)コンサルティング業界、または EY に興味を持った理由について記述してください(400 字 以内) 
(2)大学/大学院での専攻、および過去の経験を元に、EYSC(EY ストラテジー&コンサルティング)でどのような貢献ができるか記述してください(400 字以内) 
(3)あなたのキャラクターがよくわかる過去のエピソードについて記述してください(400 字以内)

「なぜコンサルタントになりたいか」について繰り返し質問されます。
一般的に外資コンサ ルは志望動機を重視しないといわれますが、EY の選考では自分の経験にもとづきコンサルタントになりたい理由を伝える準備が必須です。 気をつけるべき点は「少ない字数で簡潔に記入すること」です。
結論→理由という構造を意識 し、400 字という限られた文字数で分かりやすく記入しましょう。Why EY は EY グループが持つ強み、ダイバーシティを推進している特徴を踏まえ、記入すると説得力が増します。 
ES をもとに面接も行われますので、アピールしたいことを戦略的に書きましょう。

②WEB テスト  

→今年はテストセンターとの情報が有力です。ボーダーは7.5〜8割と言われています。

③グループディスカッション  

所要時間:1 時間 
学生人数:7 人 
過去問  
・企業が DX 推進をするために最初に行うことは人事採用か。 
・居酒屋の生存戦略 
・スポーツブランドの新規事業立案 
・航空業界の DX を推進させる施策 
・脱炭素推進の中で金融業界が果たす役割とは

WEBテスト突破後は例年グループディスカッションです。
この GD はネガティブチェックの意味合いが高いと言われています。 
人数が多いため、議論を収束させるのが難しいです。 しかし、自分の役割を意識し議論の課題を特定。 議論全体を構造化させることができれば間違いなく通るでしょう。  

④一次面接(一般面接+ケース)  

1 次面接は、社員 1 人に対し学生 1 人で行われる、所要時間 1 時間程度の個人面接です。質問 内容は、以下の通りです。 
<ケース面接>(25 分程度)  
個人思考時間:10 分、発表時間:3〜5 分程度 
・発表に対する議論・なぜそのような前提を置いたのか 
・その数値に妥当性はあるのか・どこが改善できそうか 

過去問  
EYのケースは、複雑な市場規模やモノの消費数・存在数を計算する問題が頻出です
・日本にある郵便用トラック数 
・日本における1カ月のマスク消費量 
・外国人観光客数増加に伴うリスクと回避方法を検討せよ
・アルコール除菌の市場規模
・神奈川県の自動車台数 
・青山の美容院の年間売上と売上向上施策
・国内大手損保会社の売上向上戦略 
・個人ジムの年間売上と売上向上戦略 
→今回は25卒で選考を控えている皆さん向けに、EYのケース面接の類似問題を徹底解説した動画を特別に公開しています。
フェルミ推定徹底解説動画

<人物面接>(35 分程度)  
・学生時代に力を入れたこと 
・その中で苦労したことは何か 
・それをどう乗り越えたのか 
・◯◯以外に頑張ったことはあるか 
・志望動機 
・なぜコンサルなのか 
・なぜ EY なのか・入社後にやりたいこと 
・コンサルタントに求められる能力は何か 
・IT に興味はあるのか 
・英語は話せるのか 
・逆質問(5 分程度) 
EY は英語を仕事で使用する機会がとても多いです。 
英語ができるかと言う問いに対し、できると答えた学生には英語面接が実施されることもあります。 
英語力を示せると選考に有利になる可能性があります。できない場合は内定者期間で向上させる意思を見せたいところです。

⑤グループディスカッション

所要時間は 90 分程度、発表・質疑応答は 50 分程度、フィードバックは 20 分程度です。 実際に、内定者は「2 回目の GD が選考の中では一番の鬼門だろう。ここで落ちている学生は とても多かった」と話します。また、入社後にチームで協力することの多い EY では、GD に おいても特に「協調性」が重視されると考えられます。 1 回目の GD と比較し、ここで落ちる学生は多いと言われています。
GD 過去問  
・国内のリテール事業を展開している金融機関が、ミレニアル・Z 世代のチャレンジを応援するために果たすべき役割について検討せよ。 
・アフターコロナの損保業界の新規事業策定をせよ。 
・世界の中で日本のプレゼンスを高める施策を考案せよ
・脱炭素が進む中、金融機関が果たすべき役割を検討せよ。 

⑥最終面接 

最終面接は、社員 2 人(パートナー・人事)に対し学生 1 人で行われる、所要時間 1 時間程 度の個人面接です。質問内容は、以下の通りです。 
<パートナー面接>(40 分程度)  
・自己紹介 
・学生時代に力を入れたこと 
・その中で苦労したことは何か 
・それをどう乗り越えたのか 
・◯◯以外に頑張ったことはあるか 
・志望動機 
・なぜコンサルなのか 
・コンサル以外ではだめなのか 
・なぜ EY なのか 
・入社後のビジョン 
・逆質問(10 分程度) 
など 
<人事面接>(20 分程度)  
・志望動機 
・他社の選考状況 
・最近興味を持っているニュース 
・逆質問(10 分程度) 
など
最終面接は意思確認ではなく、しっかりと選考されています。 体感半分くらいの人は落ちていると昨年度内定者は言っていました。 なぜコンサルに行きたいのか、なぜ EY なのかをしっかりと整理し、 自信を持って臨むことができれば、内定はそう難しくないでしょう。 採用人数を増やしている今、EY に入社するチャンスは十分にあると思います。


いかがだったでしょうか。
やはりEY対策のキモは”ケース面接”と”GD”です。
こうしたケース対策やGDは、対策すればするほど良い回答ができるようになりますし、慣れよって余裕を持ってディスカッションできるようになります。
コンサル就活は”対策が全て”です。
EYケース・フェルミの対策として、1問動画で無料解説しているので、気になる人はぜひみていってください。
EYケース・フェルミ推定徹底解説動画はこちら


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