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ロシア語学習の道#5~教材について~

こんにちは、なすです。
ロシア語にハマってからよく本屋の言語コーナーに足を運ぶようになったのですが、日本語でロシア語を学べる教材って種類が少ないですよね。もちろん他のマイナー言語よりは多いですが、日本人学習者が少ないからか、国連公用語でありながらも幾つも吟味できるほどの種類はありません。しかも入門書がほとんどで、中級・上級を学べるものは本当に限られています。大学の生協でも探してみたのですが、あるのはいつも初級辞書だけ。
そこで、今回は私が購入した紙の教材について感想を書きたいと思います。特に初学者の方は、他の方の評価と読み比べて購入する際の参考にしていただけると幸いです。
※やりかけの教材も含まれます。適宜示します。


購入した教材

初級ロシア語20課(桑野隆 著、白水社)

おすすめ度 ★★★☆☆ (3/5)
会話文を読みながら初級文法を学べる入門書です。全20課。
私は大学の授業で使うために購入しました。

長所
・音声CDが付いている(ネットからダウンロード可)。
・キリル文字の立体・筆記体が載っていて、音価も載っている。
・全20課中の前半10課はカタカナで発音が示されている。
短所
・カタカナに頼りすぎると正しい発音が身につかない。
・初登場の格変化が簡単にしか触れられていない。
・書く練習問題が少ない。

・音声 (ダウンロードはこちら)
初学者ならば音声CDは絶対必要です。他の入門書や単語帳にも基本的には付属してますから何を買ってもこの点で心配することはありませんが、白水社のページから無料でダウンロードできることが魅力です。ロシア語は発音規則は簡単ですが、発音そのものが独特で難しいです。ダウンロードすればどこでも音声を繰り返し聴いて正しい発音を知ることができます。
・キリル文字
ロシア語は筆記体で書くのが普通らしいです。筆記体は素人目にはそっくりな文字ばかりなので、知識を持っているだけでも良いと思います。また音価が載っているので、英語の発音記号を読める人にとっては発音を身に着ける助けになります。
・カタカナ
カタカナ表記は初学者が発音を思い出す助けになります。一方でカタカナとして音を覚えてしまうと当然通じない発音になってしまいますから、分からなくなったら見る程度にして、基本的には苦労してでも正しい発音を意識するのが良いと思います。
・格変化
ロシア語は変化が多い言語です。初学者には壁のひとつとなるでしょう。本書では格変化に触れるたびに、各性の硬音変化型(語末が子音, а, о)についてのみ説明されています。軟音変化(й, я, е)は硬音変化にそっくりなので省略されても良いかもしれませんが、軟音記号で終わる名詞とмяで終わる中性名詞について全く触れないのは良くない点だと私は思います。一応、巻末に格変化などがまとまった付表が付いています。
・練習問題
練習無しに言語を身に着けることは常人には不可能です。本書は音声を聴いて、文章を読んで、音読する、というのには十分な内容ですが、自分で考えて文章を書く練習は2課ごとにある少量の練習のみです。10課、20課の後にはやや長い文章が載っていますがそれは読む方で、書く練習を十分できるとは思いません。別途で問題集が必要になるでしょう。

NHK まいにちロシア語<2024年10月~3月>
(講師: 横井幸子ら3人(初級編)、神岡理恵子ら2人(応用編)、NHK出版)

おすすめ度★★★★★ (5/5)
毎週月~水(初級編)、木金(応用編)にラジオで放送されている内容がテキストにまとめられています。これ単体でも教材として成り立っていますが、ラジオと併用すると良いと思います。聴き逃しても「らじるらじる」や「NHKゴガク」などで一定期間視聴可能です。1つのテーマに沿って6か月学習します。
※私は2024年10月から1月現在までのみ持っています。応用編も聞いていますが深く触れていないので入門編について主に触れます。

長所
・ラジオでネイティブの音声を聴ける。
・全刊にキリル文字の発音の仕方と発音記号が載っている。
・初級編はこれまでに登場した単語がまとめられている。
・話題に関連した小話、ロシアの写真、教材の紹介など付属情報が多い。
・初級編が終わってからも応用編で引き続き学べる。
短所
・ラジオ以外の音声が無い。
・再放送回を逃すと自力で学習しなければならない。

・音声
やはりネイティブの音声は重要です。CDと違って聴ける期間が限定されているので、初学者でも応用編を聴いて耳を慣らすのに使ってみるのも良いかもしれません。
・発音
全刊に載っているので、途中から購入しても安心です。発音記号は英語の発音記号が読める人には良い助けになります。
・単語
初級編については、これまでの単語が全てまとめられているので単語帳としても機能します。登場回も表記されているので、その回に戻れば使い方の復習も出来ます。
・付属情報
ロシア語について学ぶと、ロシアの名所や文化についても気になります。テキストには話題に関連したコラムがあり、ラジオではネイティブ講師の話も聴けます(応用編のみ末尾に掲載)。巻頭にはカラー写真がいくつかあり、ロシアの名所やイベントなどについて簡単に知ることが出来ます。裏表紙や背表紙の裏には教材や辞書の情報が載っています。NHK出版の本に限らず幅広く紹介されています。他にも音楽公演の情報やロシア語学院の案内、留学の案内などが掲載されています。他の書籍には無い嬉しいポイントです。
・初級編のあとは応用編へ
初級編で学んだら基本は身に着いているはずですから、引き続き今度は応用編に挑戦することができます。本書はこの点で長持ちな教材だと言えるでしょう。初級編・応用編は新作と再放送が代わる代わる掲載されているので、応用編が再放送の回を買ってしまうと初学者は理解しながら放送を聴くことが出来なくなってしまいますから、6か月分の1セットだけを買って、「初級編のあとは応用編に再利用するんだ!」「絶対にラジオで聴きながら取り組みたい!」という人は応用編が新作の回を購入することをお勧めします。もちろん読み物としても十分学べる構成になっているので、思い立ったら吉日、と買ってしまっても良いと思います。
・ラジオ以外の音声が無い
2024年3月までは音声ダウンロードチケットの販売があったそうですが今は販売していません。どうしても繰り返し聴きたいという方は録音をする必要があります。とにかく一度は実際に聞けるときに複製しなければならないので、放送後の聞き逃し配信も聞き逃したものは諦めましょう。ただし、録音する際は私的利用(個人や家族のみなどの特定少数の範疇)に留めるようにしましょう。著作権法を守った適切な利用が何よりも大切です。

これならわかる ロシア語文法 入門から上級まで(匹田剛 著、NHK出版)

おすすめ度★★★★★ (5/5)
名詞性、格変化やアクセント移動の分類から、仮定法や数詞の扱いなど、ロシア語文法が細かく丁寧に解説されている文法書です。入門書と違い会話文のような文章は全く載っておらず、文法解説に徹しています。例文は豊富です。

長所
・文法についての非常に丁寧な解説。
・見やすい表記。
・文法の辞書としても使える。
・貴重な「上級」レベル
短所
・ゼロからの学習には向かない。
・大きくて持ち運びに向かない。

・丁寧な解説
解説の詳しさは断トツです。著者がいる東京外語大の方々が羨ましくなります。入門書は、初学者の理解のために少なからず省いている部分があると思いますが、本書はタイトル通り文法に特化した本ですので、入門書では省かれてしまっていた文法やそれに伴う疑問などについても書かれています。最初は分からなくても頭の片隅に入れておけば、それに再び出会ったときの感覚は大きく異なります。
・見やすい表記
重要な部分や比較している部分には下線が引かれています。適度に例文や表が書かれていて、言葉で説明されたことを実際に理解する際の大きな助けとなっています。また、格変化表などの大きな表を除いてはページをまたぐような表は出てきません。内容に関係ないところで理解を妨げない作りになっていることはどんな教材でも重要なことです。
・文法の辞書としても使える
文法について細かく解説されているので、例えば何か文章を読んでいて分からない文法があったり、見覚えがあるが思い出せないといったことがあった場合にもこの本は活躍します。
・上級レベルは貴重
書店に行くとよく分かりますが、初学者向けの入門書は比較的多いのに対し、中級や上級といったステップアップのための教材として売られている本は非常に稀です。その点で本書は貴重であり、また解説が丁寧であることから全学習者必読の一冊と言えるかもしれません。
・ゼロからの学習には向かない
本書の最初には「発音については辞書の役割であり文法書の役割ではない」といった旨が書かれています。したがって、文字やその発音について知らない、簡単な単語を知らない、という状態でいきなり読むと学習効果が薄れてしまうでしょう。本書の前に最低一冊は入門書で学んでから手にしてほしいです。
・持ち運びに向かない。
本書は384ページあり、寸法は15 x 2.8 x 21 cmととにかく大きいです。辞書だと思えば小さい方かもしれませんが、とても毎日持ち運べるような大きさではありません。持ち運びたいという人は少数かもしれませんが、少なくとも電車やバスなどで読むために持ち運ぶことは想定されていないはずです。私は持ち運びの利用をお勧めしません。

自習ロシア語問題集(中村健之介 著、白水社)

おすすめ度★★★★☆ (4/5)
ひと通り基本的な文法を学んだ人が復習するための問題集です。扱っている文法事項も基本文法ですし、単語も初学者向けに易しめの言葉が使われています。

長所
・問題数が多い。
・文法の解説が簡単にまとまっている。
短所
・何かの入門書に準拠しているわけではない。
・文字が小さい

・問題数が多い
問題集ですから、問題は多い方が良いでしょう。取り組んでみるとどの課も結構なボリュームがあってやり応えがあります。しかしながら決して大変な量ではなく、しっかりと解ききれるだけの分量となっています。
・文法解説
復習のための問題集であるという性質から文法の解説はほとんどありませんが、一度学習した人がそれを思い出すのには十分な解説や一覧表が掲載されています。問題に取り組む前に軽く読んで思い出してから問題に取り組めるのは嬉しいです。
・入門書に準拠しているわけではない
これまで学校で配られたワークといえば教科書準拠のものが多かったかと思いますが、この問題集は独立したものです。それはつまり、自分がやった入門書には無かった単語が注釈なしで使われていたり、逆に載っていた単語に注釈がついていたりするということです。分からなかったら辞書を引けばよいというのは当たり前ですが、やはり知らない単語はその場で本が補ってくれる方が助かりますからその点では不便です。
・文字が小さい
通常の辞書程度かそれよりはやや大きいくらいの大きさの文字で書かれています。入門書でそこそこ大きく見やすい文字に慣れた人にとっては少し小さすぎるように感じられるでしょう。小さい文字が苦手な方は注意してください。

МОЗАИКА セメスターのロシア語読本 (諫早勇一ら4人 著、白水社)

おすすめ度★★★☆☆ (3/5)
簡単な文章が1~3つずつ13課にわたって掲載されている読本です。本文のほかに「声に出して読もう」というコーナーもあり、とにかく読むことに特化しています。文法についても少し学べます。

長所
・音声CDが付いている(ネットからダウンロード可)。
・ゆっくり版と通常版の2種類の音声が聴ける。
・初学者でも読みやすい難易度。
短所
・単語や文法の説明が少ない、もしくは無い。 
・古い。

・音声 (ダウンロードはこちら)
本書の音声の嬉しいポイントは、ゆっくり版と通常版の、速さの異なる音声が聴けるところです。最初はゆっくり版を聴いてテキストを追いながら単語の発音の確認、内容の確認をし、単語の意味や文法について学んだら通常版を聴いてナチュラルスピードに耳を慣らす、ということが出来ます。自分のレベルに合わせて柔軟な対応が可能なのが嬉しいですね。
・読みやすい難易度
最初は本当に基本的な文章から始まり、だんだんと格変化が登場して、完了体動詞が登場して、と順にレベルアップしていくので読みやすいです。ただし、この本を教科書として勉強するのはやめてください。教科書として使うにはレベルアップが速すぎますし、解説も十分ではありません(次項)。
・解説が少ない
格変化や人称変化など最低限のことは書いてありますが、入門書のように初学者が初めて見て学ぶには十分と言えません。単語の意味については全く書かれておらず、毎回辞書を引く必要があります。一応、ダウンロードすれば単語帳があるらしいですが、やはり本の中を探せば意味が分かる方が嬉しいですね。 (単語帳.PDF 1.5MB)
・古い
これは短所というよりも注意です。2019年初版の改訂版が販売されているそうなので、改訂版を買うことをお勧めします。解説は改訂版の方が多そうです。


これなら覚えられる! ロシア語単語帳(柳町裕子 著、NHK出版)

おすすめ度★★★※☆ (3.5/5)
収録語数約1600語の単語帳です。大きな字で見やすいのが特徴です。本当に重要な単語ばかりですから、基本的なレベルの文章についてはこの本を辞書代わりにして使っても良いでしょう。

長所
・音声CD付き。
・品詞、場面ごとに並んでいる。
・収録語数が多い(人により短所)。
短所
・人称変化や格変化が載っていない

・音声CD付き
自分で読んで意味を見て、を繰り返すことが得意な人には要らないかもしれませんが、音声CDが付いていることは重要だと思います。物を覚えるには「様々なものと結びつけること」と「五感をできるだけ使うこと」が大切です。音声を聴くことで正しい発音を知ることが出来るのはもちろん、「目」「口」に合わせて「耳」で単語を覚えられるので、効率的な定着にもってこいです。
・品詞、場面ごとの分類
本書は「疑問詞」「動詞」「形容詞」「名詞」「前置詞」のように品詞ごとに分類して掲載されています。文章を読んでいて名詞で詰まることが多いと感じたら名詞を見ればよいですし、動詞や形容詞でも同様に言えます。さらには場面ごとの分類もされていて、「人の感情」「建物」「旅行」「インターネット」など、それぞれに関連した単語がまとまって掲載されています。最終的には全て覚えることになるでしょうが、自分の趣味の話や日常会話など、自分の学習の目的に合わせて単語を選べるのは嬉しいです。
・豊富な収録語数
本書は約1600語を収録しています。ロシア語能力検定を基準とすれば、1600語は3級と2級の間程度の語彙といえます。この一冊を暗記すればそれなりにロシア語の文章が理解できて、簡単な会話も楽しめるということです。前から順に全て覚えようとすると気が遠くなり大変な量ですが、全体をパラパラと眺めて、知っている単語と知らない単語を確認しながら少しずつ覚えていけば十分取り組める内容だと思います。
・変化が書かれていない
新しい動詞や新しい名詞を覚えると、やはりその変化も覚える必要があります。名詞はほとんど規則的に変化すると思いますが、動詞は特殊変化が多いですし名詞のように正確に予想することは困難です。しかしながら本書には不定形と1, 2つの例文しかなく、例文には不定形が使われていることもしばしばです。これではせっかく覚えても正しく使いこなせません。辞書を使えばいいというのはその通りですが、本はそれ一つで完結している方がありがたいですよね。せめて、初めに基本形の変化表を用意して第一変化動詞なら$${{}^1}$$、第二変化なら$${{}^2}$$のように動詞の肩に振って、名詞は特殊なものやアクセント変化があるものに記号を付けるなど、もう一工夫が欲しいところでしょうか。

ロシア語能力検定過去問(東京ロシア語学院)

おすすめ度★★★★★
ロシア語能力検定の過去問題です。1冊550円(税込、送料別)。
試験を受けない人にもおすすめしますが、今回は受験を前提にした話をしています。

長所
・初級から上級まで幅広い。
・級相当のレベルについて全体的に復習できる。
・解説が丁寧。
・朗読、聴取の音声がネットで公開されている。
・明確な目標となる。
短所
・特になし(学習面でのデメリットは思いつきませんでした)

・幅広いレベルに対応
検定試験なので当然と言えば当然ですが、初級から上級までのレベルに対応しています。特に2級以上のレベルの教材は書店でもあまり手に入らないので貴重です。とりわけ単語は難しくなってくるでしょうから、何冊か買えば単語を集めるのにも使えそうです。私は先日4級を受験しましたが、勉強する際に過去問の単語の意味を調べて覚えることで語彙を増やしました。4級なら入門書や単語帳で十分かもしれませんが、特に優先して覚えるべき単語は試験でも頻出ですから、明確な優先順位を付けられる点でも有用です。
・全体的な復習
級によってレベル分けされているので、自分に合ったレベルの学習に使えます。検定試験の問題ですから、一冊で満遍なく内容がカバーされていて総復習にぴったりです。必要な語彙文法が全て一度にカバーされているわけではないので、これを使って復習や試験対策を行う際は何冊か買う必要があります。特に語彙は出題のばらつきが大きいので語彙が不安な方は最低でも3回分程度は購入することをお勧めします。学校受験で何年分も過去問をやるのと同じ感覚です。
・丁寧な解説
全体的に丁寧な解説がされています。初歩の初歩のレベル(基本的な単語など)や間違いの少なかった問題については解説が省かれていることがありますが、間違いが多かったか問題については必要なら表も用いて解説されているので、ある程度そのレベルの勉強をしてきた方にとって十分な解説がされていると思います。
・音声のネット公開
無料でネットから音声をストリーミング視聴またはダウンロードできます。CD購入もできますが1枚当たり110円かかります。ネイティブの音声を手軽に聞けるのは嬉しいですし、邪道かもしれませんが、購入していない回の音声を聴くことでリスニング力を鍛えることもできます。4級は聴取がありませんが、朗読の手本が公開されています。手本と同程度のスピードの音声が(できればテキスト無しで)聞き取れた方が3級を受ける予定の方は後で苦労しないかもしれません。
・明確な目標に
試験ですから合格すれば合格証明書がもらえます。なんとなくステップアップしていくよりも、物理的な何かがあれば成長を実感しやすいですし、合格を目標に頑張ろう、合格して嬉しいからもう少し頑張ってみようかな、といったモチベーションにもつながります。不合格でも点数が分かるので、自分に何が足りないのか自覚するきっかけにもなるでしょう。また、履歴書に書くことも出来るので、語学を活かしたい人、習得までの努力をアピールしたい人、他人と差別化を図りたい人などにもおすすめです。

まとめ

教材選び全体として重要なことは、
・音声CDが付いていること。
・単語の意味や文法の解説が十分にあること。
・見やすい構成であること。
・最後までやり切れる量であること。

だと私は思います。もちろん学習進度や購入の目的によって変化しますが、初めて見たものを吸収して、覚えていることをアウトプットするのにストレスのない本を見つけられると学習もスムーズになると思います。ぜひ他の方のレビューとも比較して教材選びに役立ててほしいと思います。

今回は以上です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。Спасибо большое!

余談

これらの他にももう一冊「ロシア語使える文型80 (佐山豪太 著、東洋書店新社)」も持っているのですが、色々同時にやると迷走してしまいそうなので未だ全く触れられていません。近いうちに取り組んでこちらもレビューできたらと思います。

もともと私は「ロシア語上達完全マップ」というサイトを参考に教材を探していて、こちらの本はそこで高く評価されていたものです。このサイトはとても幅広い情報を示してくれている一方で、情報が欠けている部分があります。足りない分は自分で色々調べるほかありませんがそれでも参考になることが多く、ロシア語を始めたての頃は特に助かりました。
ぜひ皆さんも参考にしてみてください。それでは、пока!

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