EoPスペルWのジオースについて

はじめに

EoP環境が始まってから少しして、スペルWというアーキが環境の上位に食い込んできた

従来のスペルWよろしくスペルブーストを重ねることで強力になるフィニッシャーを軸に組まれたデッキだ

EoPスペルWの軸は『ウーシンマスタークオン』であり、AoEとリーダーへのダメージに加えて早い段階での『式神・貴人』の着地による盤面の圧力が魅力のカードだ
『アルティメットマジック』や『紅蓮の魔術』を重ねることで1ターンで20点を叩き出すこともできる

クオンはかつてのスペルWのフィニッシャーであるギガントキマイラ、旧クオン、ルーニィ、クロノウィッチなどと同じくスペルブーストの受け皿であり、これらのカードのためにデッキにスペルが多く採用されている

さて、同じようにスペルブーストの受け皿であるのにも関わらず採用について意見が分かれる『プリズムブライト・ジオース』というカードがある

本稿はEoP環境のスペルWにおけるジオースの是非とその理由について書いていくこととする

ジオースの是非

まず結論としてジオースは採用した方が良いと思う
なぜそう思うのか理由を述べるにあたって、ジオースの採用に意見が分かれることについて私なりの考えを書いていく

EoPスペルWにおけるジオースの強みは、「ゲーム全体を有利に運ぶための圧力」だ

ジオースはカードの性質上スペブの受け皿であり、「はじめに」のところで書いた本来であればフィニッシャーとしての役割を担う存在だ

しかし、トークン1体1体は強力であるもののスペブをたくさんかけたにしてはゲームを決めるようなパワーがたりていないことが現実である
スペルWを使うプレイヤーが違和感を感じているのは「本来フィニッシャー的な役割であるのにもかかわらず、フィニッシュしない」というところにあると思う

ただ、EoPでは違う
ジオースは正攻法では処理をすることができないが、だからといって無視するときつい癖のあるトークンを生成する

これらのトークンを擬似的な攻めとすることで相手側はある程度の防御をしなければならなくなるつまりスペルW特有のフィニッシュターン以外の攻めが弱いという隙を減らしているのだ

結論

ジオースはいる

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