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SNSマーケティングを始めるにあたって必要な事 ⑥運用チームづくりとコツ

こんにちは。デジタルマーケティング会社「naste」代表の岡田です。
https://naste.co.jp/

前回は、アカウント運用時の3つの役割(リーダー、運用担当者、アカウント担当者)について触れました。今回はSNSマーケティングを行う「コツ」、チーム作りの秘訣について触れていきます。
それでは、第6回の始まりです!

目次
SNS運用 3つの役割(おさらい)
難しい顔してたら効果は出ない!楽しんだ者勝ちのSNSマーケティング
おじさんはサポート役。リーダーは社内の有識者から最新情報を得ること
まとめ

SNS運用 3つの役割(おさらい)

まずは前回のおさらいとして、SNS運用における3つの役割を確認しましょう。

●リーダーの役割と仕事
▶KPI、KGIの達成率の管理
▶全体的な企画管理
▶スケジュール管理
▶ターゲット理解、情報のバージョンアップ
▶クオリティー管理
▶問題点の確認・改良ループをまわす

●運用担当者の役割と仕事
▶KGI、KPIの達成責任
▶予算管理
▶経営への施策説明
▶トラブル時の最終決定者

●アカウント担当者の役割と仕事
▶KGI、KPIの達成責任
▶予算管理
▶経営への施策説明
▶トラブル時の最終決定者

あくまで役割ですので、リソースに応じて兼任するなどで調整することも可能です。

難しい顔してたら効果は出ない!楽しんだ者勝ちのSNSマーケティング


関係者全員に対して言えることなのですが、全員がSNSのことをきちんと知っておくことが重要です。
SNSを触ったことが無い担当者と、SNSを日常的に活用している担当者では、どちらが成果を出せるでしょうか?
どういった投稿が好まれるか、共感を誘うにはどのような投稿がいいか、そういった感性の部分がSNS運用に結構重要になります。単純にかっこいい、かわいい、テキストの書き方などで見え方が変わり反応率が変わるのです。
 
この感性が共有できていないと、数値ばかりを追いかけることになります。
毎月のレポートで数値だけが一人歩きし出すと施策がおかしくなってきます。数値を上げるためだったら何でもOKになることがあります。
いいね!を買ってみたり、広告に資金をつぎ込んだり、ステルスマーケティングなどもこういった実際にSNSを使っていないユーザーが始めたのではないかと思えてきます。
 
商品をピッカピカに絶賛している投稿はやはり、違和感があります。
ユーザー側にたってその微妙な違和感がわかるかどうか、が重要です。
なので、関わる方には皆SNSを沢山さわって楽しさや“共感”を実際に味わってもらうことが一番です。

ターゲットに楽しんでもらうために始めたSNSです。担当者が楽しんじゃいけない、なんて事はありませんよね!

おじさんはサポート役。リーダーは社内の有識者から最新情報を得ること


SNSマーケティングはターゲットの目線で投稿をしていきますが全く商品・サービスに触れないわけにもいきません。
しかし、商品のことだけではダメ、商品と離れすぎていてもダメ、というとても難しいコンテンツを制作し続けなくてはいけません。

そこで役に立つのがおじさんの経験値!
若い子には無い、商品の深い知識と経験で若手をサポートする役に徹する、のが成功への近道です。
ここでおじさんが表に出すぎるとダメです。投稿に新鮮さが無くなり、面白くなくなります(経験上の偏見です)。
知識や経験値は投稿に隠し味として“ふりかける”くらいがちょうどいい味を出します!

また、リーダーはチーム以外の社内有識者とパイプを作っておくことも重要です。
社内に一人はSNSがんがん使っている若手がいるはずです。20代ですと個人アカウントを複数持っている人間も多数います。
リーダーは積極的に交流を図り、現在の会社アカウントの意見を聞きましょう。批判的な意見をもらった方が改善するためのプラス情報になるので遠慮せずに意見をいってもらう環境を作りましょう。

データをもとに話せるチーム作り


SNSは良くも悪くも反応がほぼ全てデータで取れます。
企画、施策、キャンペーンなどKPIに定めている数値に何が影響しているのか?どうすれば改善するのか?次回からはどうすればいいのか?などデータで話をするチーム作りが必要です。

データで話をするコツは定点レポートを制作しチームで話をしっかりとすることです。
レポート作りにはコツが必要ですので弊社のような専門企業を使ってもらうのも1つの選択肢です。

まとめ


チーム作りには組織のリソースが大きく関わってきます。理想としている形がなかなか取れないとも思います。

しかし、基本は一緒です。
経営とのKGI、KPI共有と説明で継続的な運用を目差します。運用では日々の投稿を企画に沿って制作し配信していきます。
ターゲットの理解に勤め、最新情報や評価を社内有識者にヒアリングを行う。一人では難しいと思いますが、ポイントを押さえることでチームづくりはできます。

次回は「スムーズな運用を可能にする実践方法」を解説する予定です。

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