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考えをまとめる事と、話して伝える事

少しだけ見方を変えるといいかもな、と思った。

企画制作中。
サービスやメリットを羅列した100ページに及ぶ企画。
これだけでみんながダメダメな結果を簡単に想像できる。
でも、会社内にこんなシーンありますよね?

伝わるように考える=ロジカルに伝える、ではダメ

みんな考えています。
 ”あ~したらいいのに”
 ”これ削ったらもっと効率的なのに”
などなど。

それを論理的に伝えると人間は受け取りずらくなります。
YESとNOしか出てこないから。

人間は感情の動物。

戦争は良くない、と全人類が思っている。
でも、世界のどこかで戦争や内紛が起こっています。

温暖化が進むと大変なことになる。
わかっているのにガンガン電気を使います。車だって乗りまわしてる。
もう、ロジカルに説明だけしても多分ダメなんだ、と。

そこで重要なのが感情=エモーション。

バックストーリーや関わる人間、地域社会の問題などに目を向ける。
マクロな問題解決=感情が高まる伝え方が必要になる訳です。

温暖化だったら海水上昇で絶滅の危機に瀕しているやせ細ったシロクマを映す。ガソリン車じゃなく電気自動車に乗ろう!と仕向けます。
その一大キャンペーンを繰り広げているのがテスラだったり。

自分の目線よりも、少し高いことを考える。
そうすると、オーディエンスの感情をもっとつかみやすくなります。
イチローの名言がよく使われるのは感情に訴えるから。

そして話して伝える事がもっと重要

いいアイディアも伝わらなければ意味がないですね。
誰もあなたの頭の中に入ることはできない。
何を考えているかわかりやすく図解化して、シンプルな言葉で伝えます。

話し方、言葉遣い、スピーチ中の態度もとっても需要。
おどおど、ぼそぼそ、え~っと、と話していたら伝わりません。
もしかしたら素晴らしいアイディアかもしれないのに。。。

かのアップルを創業したスティーブ・ジョブスはプレゼン資料作成やリハーサルに相当な時間をかけたそう。
今見てもワクワク、ドキドキするプレゼンテーションです。

手の中にパソコンを、というアイディアも、最高の舞台も、わかりやすい資料もすべてが揃って伝説の初代iPhoneのプレゼンテーションがなされました。

ひるがえって、僕らのアイディアは初代iPhoneほどのインパクトも予算もつぎ込まれていない。企画で劣るのであれば最低でも伝え方はしっかりとしたい。

伝わって、理解されて、共感されるそんなプレゼンテーションになるよう、アイディアの魅せ方、シンプルな伝え方心が得ていきたい。


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