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素敵な奥行き

今までブローチの平置きばかりで、おいおい魚屋さんか?という風情だったディスプレイ。それで間に合っていたのもあるし、不精だったのもあります‥。

再来月のイベントでは、溜まってきた過去作を、メインの商品と一緒にどかっと出そうと思いまして。メインが一目で差別化されるように、ちょっと良い見せ方をしたかったのです。

今は什器を作ってくださる人も多いので、注文してみました。もう作家自体が商売のターゲットという今日この頃です。指を1本喰われましたが、また生えてきますので心配ありません。

しかしまあ、適当に並べてみただけでも良く見える!

物事はなんでも奥行きが大切だなと、最近よく思います。奥行き、拡がり、余白。物撮り写真ひとつとっても、向こう側を感じさせるとグッと惹きつけるし、今日はこの什器によってディスプレイに高さと奥行きが加わり、壁であるのに世界が深まって見える不思議さ。

では人間の奥行きってなんでしょう。引き出しが多いこと‥も深みが増すけど、意識したら割とすぐ増やせそう。感情のコントロールって、心がたっぷりしてないとできないことのような気がします。

例えば感情を醤油として、お魚の醤油差しが心だとしたら‥圧かけたら蓋をしててもブチャってなりますね。感情が周りにまで飛び散るという感じ。一升瓶からトクトクと、要るだけ出したいものです。

ただね‥シウマイの崎陽軒の醤油差しも小さいながらもとても魅力的なので、話がまとまらない。



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