センニチコウからオレンジの花が咲くまでのお話。
アイドルとは、一般的には、人々の憧れの対象となっている人物のことである。あるいは、「歌って踊る女の子グループ」という、一種の芸能ジャンルである。(Webilo辞書より)
そんなアイドル…主に女性アイドルに出会ったのは今から約6年前のことです。
当時の私は中学1年生…まだ精神的に幼く、仲良しだったお友達としょうもない事で喧嘩をしてしまいました。
今覚えばなんてくだらないことで喧嘩したのだろう?笑って思いますが当時の私はプライドがかなり高く、人として弱い人間だったと思います。(喧嘩したその子とは今はとても仲良しです)
その日は今でも覚えています…金曜日のできごとでした。某音楽番組を見ている中、とあるグループに心を奪われました。画面の中でキラキラな笑顔で歌って踊る。そんな女性アイドルグループに出会いました。喧嘩したことなんてその瞬間忘れていたと思います。すぐさまネットで調べました。そこには「HKT48」の文字。(HKT?AKB48の姉妹グループ?)その当時女性アイドルといえばAKB48しか知らず?で頭がいっぱいでした。
そこで私の人生初めての推しメンと言える1人の女性を見つけました。
「宮脇咲良」さんという人物に・・・
↑幼い。可愛い。尊い。天使。
そこからHKT48にハマり沢山のイベントに通い始めました。(この話はいつかどこかで…)
---✄------キリトリセン------✄---
あのグループにもハマるのは必然でした。「乃木坂46」というグループに…たしか当時は「気づいたら片想い」の活動時期でした。
YouTubeでたまたま見た乃木坂ってどこの動画の中で泣いている女の子。ティッシュを配れず泣き、鳩を見て泣き、メンバーに抱きつかれて泣き、バンジージャンプをして泣く。イラストが上手で、お笑い芸人が好き、負けず嫌いで、心優しく、ちょっぴりドSなところも持ったユーモアのある子
「西野七瀬」さんという大切な女性に出会いました…
↑かんわいぃ…
そこからは「乃木坂っどこ?」の#1から全て見初め、絶対覚えれないと思ってた数十人のアイドルの顔と名前を覚え、CDを買い始め、気づいたらすっかり乃木坂46オタクになりました。
そして数年後募集された「鳥居坂46」改めて「欅坂46」…「ひらがなけやき」、「日向坂46」という素敵なグループにも出会いました。
こちらの話も沢山したいのですがこれもまた別の機会で…
---✄------キリトリセン------✄---
そして一気に時を進めて話は2018年8月14日へ。
さて!ここからが本題です!
\まさかの前置きぃ!/(粗品voice)
その日は確か当時熱中していた部活がお盆休みに入り、家でゴロゴロとクーラーのきいた冷蔵庫のようなお部屋で暇していた日です。
↑こんな感じで
坂道合同オーディションのSR審査?またメンバー増えるの?これ以上覚えれないよ〜!絶対推しメンとか作らないし〜。そんなことを思いつつもSHOWROOMをアップデートし、久しぶりに開いてみる。そこには沢山の「坂道合同オーディション オーディション番号○○番」のルームで溢れかえり、どこから見ればいいのか分からず、画面をとりあえずスクロール。
その時たまたま見つけた豚のルーム画像。「オーディション番号 77番」と書いてあるルームに入りました。
顔出しして配信している女の子が多い中、その子は顔出しはしない配信でした。
それが後に「山口陽世」ちゃんというかけがえの無い推しメンとの出会いとなりました。
ショールーム
開いみれば
新世界
(ごーしちご風にどうぞ)
決して、まとめサイトに上がるほどの注目を集めるルームではありませんでした。
しかし彼女は、コメント一つ一つを丁寧に拾い、見に来た人をまるで友達のように気軽に接してくれました。途中から始めたコメント拾う時のあえて「タメ口」を使う試み。距離がぐっと縮まり、陽世ちゃんに「なっそん」って呼ばれてる画面録画は今でも宝物です。
顔だし配信では無いからこそ「ななたんビーム!」「ななりんごパーンチ!」など、当時付けられたあだ名(オーディション番号77番だからななちゃん)を使った某ビームとパンチをノリノリでしてくれたりもしました。きっと今お願いしたら絶対してくれないと思います(陽世ちゃんツンデレらしいので)配属先の関係でやってくれることは無いと私は思います。それはしょうがない事なので心の奥底で気持ちを沈めておきます。
本音を言うとめっちゃ見たい…
最初は見に来る人数は少なく、一定の人だけでしたが段々と人が増えていき、最終日は初日より遥かに多くの人が77ちゃんのルームに来ました。最終日、配信の流れで「私の印象は?」なんてコメントをしました。今思えばなんとも厚かましいオタクだよ…って自分で自分が嫌になりますが当時の私はまだ精神的に幼かったので許します(?)それはさておき、その変なコメントをした私に対してななちゃんはコメントを拾ってくれました。
陽世ちゃん「なっそんの印象は〜すごい…すごい好き。うん。すごい好き笑」
・・・・・・!?(病院へ搬送)
冗談でも好きとかそういうことを言われたら、好きになるのは必然で、絶対この子を応援しなきゃダメ…という神からの司令を授かりました。ありがとうございます。そして何よりもななちゃんにアイドルになってほしい!そして全力で私が支えていこう!と決意をして、最終審査はただただ祈っておりました。
そしてオーディションお礼配信の時間…沢山の女の子達がお礼配信をしていく中、私はななちゃん推しの皆と77番のルームでひたすら待機。まだかまだかと待ち続け、急に始まったオーディション番号77番の配信。
キタキタキタキキター!!!
なんて叫びながらも指は「おめでとう!」の文字とかき集めた星を一気に投げつけ初めて壇上にあがりました。学生だったため当然有料ギフトを買うことは出来ずただただ星を投げつけました。
フォルダ見たらよく分からない謎のアバターで壇上に上がっている私がいて今見て笑い転げました(?)
ななちゃんが…ななちゃんがアイドルに…嬉しい…あの日は久しぶりにアイドル関連で泣いたと思います。そしてこの日は二度と忘れることはありません。ななちゃんにとっても、私にとっても大切な日です。
普通だったらそこから配属先とか決まって合格した子皆でアイドルをスタートする。そういうものだと思っていました。あの日までは…
11月29日、とある記事を目にしました。
えっ…全員配属される訳では無いの?
きっとななちゃんは配属されているだろうと新メンバーの詳細が掲載されるオフィシャルサイトを見ました。乃木坂4期生…出身鳥取の子はいない。欅坂2期生…出身鳥取の子はいない。けやき坂3期生…1人か。え?ななちゃんに会えないの?なんで?その日は頭の中が?でいっぱいで何より悲しくとても辛かったことを覚えています。しかも、「坂道研修生」なんてよく分からない扱いをされていてせっかくオーディション受かったのに何で?の気持ちでいっぱいでした。
そこから4期生の子が表題のセンターを抜擢されて活躍したり、欅坂2期生は東京ドームのステージにたち、けやき坂は日向坂46に改名してデビューを迎える。
その期間、一切の音沙汰がなくななちゃん亡霊オタクになっていました。
これが後に言われる【第1次空白期間】である
その空白期間を終わらせてくれたある新聞記事が…(今読んでみたら"隠し玉"なんか書かれてて少しイラッとしますね笑)
「坂道研修生」と呼ばれていた子達の宣材写真、プロフィールが一斉に公開されました。そこには出身「鳥取」と書いてあるプロフィールが1つ…間違いなく「ななちゃん」でした。やっと顔を見れて、そこで初めてお名前を知りました。
山口陽世(やまぐち はるよ)
暖かい温もり、優しさを感じるなんとも素敵な名前だ…その時私は感じました。陽世ちゃん…なんて呼ぼう。「はーちゃんって呼ぼう!」なんて当時のツイートに書いてあって最近見つけてゲラっそんしました。
そしてこの後にあの動画、伝説のツアーの話をしたいところですが今回はこれにて失礼致します。
以上。2018年のセンニチコウ(8/14)から2019年オレンジの花(9/7)が咲くまでのお話とさせていただきます。
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