転職して

昨年転職しもうそろ1年が経とうとしている。そんな中、そこそこのチームの中でそこそこ大型の仕事を振られ、年明けから苦しんでおりぼちぼち限界が来ていると言うお話をする。
公務員事務現場職からITエンタメ事務に転職した。やることはより企画寄りになり、他にも数値いじりが多くなった。未経験転職だから、基本的な仕事のフレームワークやスキームがわからないなりに、先輩や上司の仕事ぶりを真似してきたが、10年近く続いているプロジェクトなため、既存の様々な仕様自体が難解で、ついていくことも理解することも完全にはままならない状態だった。それでも単体の試作自体の運用は、自分一人でもなんとか回せた。形を真似すればいいだけだったから。
しかし、年明けから大型施策に参加してから挫折を覚え始めた。そもそもわたしは非正規の身だが、施策の割り振りの際に他の立候補がおらず、せっかくだから経験だとおもって担当に名乗り出たのであった。これが、吉と出ているのか凶なのか、いまや連日胃痛に苛まされている。
まず、企画を0から生み出す部分が大変だった。もちろん、未経験新人に完全に任せるようなことはチームもせず、30代のチーフをサブでつけてくれていた。企画を生み出すスキームもあるのだろうが、そう言ったことを勉強するやる気もなく、とにかく今世に出ているものから抽出できるものはないかと探った。そして、企画はある程度形になった。
次はそれを上司に打診し了承とgoサインをもらい、担当ミニチームへの展開だった。ここの承認のフローと確認のフローの行き来がもうよくわからず、さらに展開時のベテランメンバーからの指摘には疲れた。もちろん、これは指摘をもらってありがたいことではある。

そしてついに実装だ。何が必要かまずわからず、指示を仰ぐ。アレが足りないこれが足りないと五月雨に依頼が来る。またこちらから他職種に作成を依頼するものもある。何がどの程度まで進み、何が終わっていないのか把握が大変になっている。それが最近から今にかけてのことだった。

そしていよいよリリース間近の大詰めの今日この頃、こういうときに全く別の仕事がばらばらと降りかかってくるものである。とくにそれが数値設定みたいな、経験と肌感を要するものだと、そもそもキャパオーバー気味でかつ1年未満のぺーぺーが急に対応するのはかなりキツくなる。というかキツイです。

最近は毎朝毎晩胃が痛く、この感覚は前職のストレス中盤期に近いなという印象を受ける。前職は上司と客対応が心底いやだったが、今職は純粋に仕事がわからないことによるプレッシャーを感じている。

それでもまだ部署の人たちがいい人たちなので、バックレることはなさそうである。