なぜ新卒で外資 IT 企業を選んだのか②?(女性×キャリア編)
こんにちは
今回は、女性としてのキャリア観を踏まえて、外資 IT を選んだプロセスをまとめました。
(※あくまでこの note は個人の意見です。ご了承ください。)
2. 理系女子大学院生×キャリア
女性の社会進出が進む時代に、特に修士号まで取得する女性においては、卒業後のキャリアの形成に加えて、結婚・出産というイベントもあるということで悩みもつきものでしょう。
私自身も、就職活動初期(M1の6月~9月)は、結婚・出産を見越して「福利厚生がきちんとしている企業」を第一に探していました。しかし、バリバリ働くことを諦めなければならないこともあって.....男に生まれたかったな~とか思ってしまったり。
人それぞれ大切にすることも異なるので、非常に複雑で答えのない悩みである気がします。(一方、結婚を機に仕事をリタイアする女性も沢山いるでしょう。)
2-1. 大学院卒業したら何歳?
理系女子大学院生は、学部4年間、大学院2年間を卒業し、いざ新卒で社会に出るときには、
浪人 0・留年 0:24歳 浪人 1・留年 0:25歳
に一般的にはなるはずです。(浪人や留年の回数が増えれば (+1) × n 回 )
私はちなみに、浪人を 1 回したので 25 歳で社会に出ることになります。
日々の研究生活では、特別年齢の話にはならないし、博士後期の先輩はもっといってるしで、年齢を意識することは誕生日くらいで特にありませんでした。ただ、改めて自身の年齢を考えると.....
「自分、結構年齢いってんな!!!」と多少焦燥感にかられます。笑
キャリアを考える上で、当たり前かもしれませんが、社会に出る際の自身の年齢を把握することは 1 つの指標になります。
2-2. いつ結婚するか → 子どもが欲しいか
次に、(学生結婚を除いて)パートナーの有無に限らず、大学院卒業後に結婚や出産を経ていく人も多いでしょう。
ここで私の場合、身体的に働くことが不可能な状態、つまり休職が必要な時期は、主に出産時(その後の育児も含む)であり、結婚よりも出産を見越してキャリア形成に重きを置いて考えていました。
結婚時期 < 出産(育児)時期
結婚は人生においてビッグなイベントではありますが、結婚式や新婚旅行は短期間で終わる一方で、出産は育児を含めて長期間に渡るものだからです。(なんと自明すぎる......)
自身の身体のことも考慮し、第一子出産時期の希望(もし授かれなければそれはそれでよい)は、多少前後するとして 28~30 歳に設定しました。
勿論、働いてみないと!そして結婚もしていない!で、何が起きるかわからないのはごもっともですが、身体のことのみを考えて一応希望時期の設定はしておいて悪くはないかと....!!!(あくまでも目安です)
2-3. 入社から出産までの期間を算出する
2-1 and 2-2 から、出産までに自分自身がめいいっぱい働ける(=スキルを身につけられる)期間が以下の通り算出できます。
【希望出産年齢】-【社会に出る年齢】= 【スキル集中期間】
私の場合、【28~30歳】- 【25歳】= 【3~5年】がスキル集中期間です。
最短で3年間しか時間がありません。意外となかった.....
特に私は専攻をそのまま仕事に活かすことを考えていなかったため、
0ベースですばやく仕事を覚え、即戦力になれるくらい実線で経験を積む必要がありました。
また、企業で働くことよりも、なりたい自分に近づくことを優先しているので、企業にしがみつくことはあまり考えていません。
2-4. 入社後やりたいことと、できることの照合
企業によっては、約半年かけて広義の研修をしっかり綿密に行う企業があったり、逆にほとんど研修をせずにOJT(On-The-Job Training)が始まる企業もあります。
私の場合、”0ベースですばやく仕事を覚え、即戦力になれるくらい実線で経験を積む必要があった” ので後者(職種中心)を満たし、かつ”自身のやりたいこと”に繋がる企業を探しました。
出産までに複数回仕事のサイクルを回し成果を出すことで(力をつけることで)、精神的にも社会復帰をしやすくなるのではと思います。
結果、仕事量は多い可能性はあるものの
約3年で大きく成長できるかもしれない企業
現内定先を第一志望企業として選択しました。
働いてみないとわからないことなのですが、入社前にある程度納得感をもって入社することは大事なことだと思います。
是非、就職活動をする際に参考にしてみてください。
END
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