自分の分岐点になったバンド
僕のドラム人生において大きな転機となったのは、dream theaterの1stアルバムを聴いたときです。
「こんなプレイがあったのか!」と、大きな衝撃を受け、自分の中にあった枠のようなものが見事に破壊されました。パラダイムシフトってやつですかね。
ドリームシアターのメンバー数名が別でやっていたプロジェクトにもparadigm shiftという曲がありますので、まさに、といった感じです。
それまでの僕のプレイは、8分音符を基調としたリズムに16分中心のフィルインを4拍目・3,4拍目・1小節まるごと、のいずれかに入れる程度のものでした。
それがHHの刻みにも16分を絡めてみたり、バスドラの16分を中心としたパターンを多く叩くようになったり、手足のコンビネーションを使ったフィルが使えるようになったりと、技の引き出しが爆増したのを今でもよく覚えています。
時は経ち、ここ10年近くはあまりドリームシアターの曲には触れなくなっていたのですが、you tubeのおすすめに出てきたので聴いてみたところ。
いや、やっぱり好きですね。この展開の多いドラマチックさ。
曲の盛り上げ方や落とし方、浮遊感の演出やリズムのトリックなどなど、初期ドリームシアターからは色々学んだことに気付かされました。
久しぶりにまた練習してみようと思います。
自分の分岐点になった音楽を聴き返したいと思ったら、満足するまで聴いてみましょう。特に迷いが生じているときには何かがスッキリするかもしれません。
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新潟市の中央区・西区を中心にドラムのレッスンを行っている、梨本宜久ドラム教室のHP (非同期レッスンもやってます)
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