バンドでスタジオに入る時は耳を保護しましょう

ドラムは単体でも大きい音が出ますが、バンドでスタジオに入れば他にもギターやベースの音が混ざって、かなりの音量になります。

ロック系ならばなおのこと音量は上がるでしょう。

そしてバンド練習となるとスタジオには2時間くらい入ります。
その間、休憩を挟んだとしても大きな音に耳をさらし続けることになります。

月に一回二回くらいしかスタジオに入らないならまだ何とかなりますが、毎週バンド練習をやるとなると、耳への負担はかなり大きいです。

しかも徐々に徐々にダメージを受けていくので、その蓄積に気が付きにくいものです。

耳栓の他に、ヘッドホンやイヤホンを装着するのも有効

なので、バンド練習でスタジオに入る時は、耳の保護をオススメします。

音楽用の耳栓なんかも発売されていますから、お店やネットで購入して持ち込むのも良いでしょう。
その他、ヘッドホンやイヤホンをしてスタジオに入るのもアリです。

ただし、耳栓にしろヘッドホン・イヤホンにしろ、耳に蓋をするわけですから、バンドの音が聴こえにくくなります。

耳栓を用意した場合はどうしようもありませんが、ヘッドホン・イヤホンなら対処方法が二つあります。

ヘッドホンやイヤホンを装着して耳を保護する

まず一つ目は、密閉性の低いヘッドホン・イヤホンを用意することです。

特にヘッドホンは「オープンタイプ」と呼ばれる種類のものがあり、これはハウジング部(耳にあたる部分)の外側がメッシュ状などになっていて密閉性が抑えられています。

本来は音の聞こえ方が自然になるようにするための設計なのですが、バンド練習に持ち込めば、耳に届く音量をカットしつつ外部の音も耳に通ってくるので、他のパートの音も聞こえやすくなります。

ヘッドホン・イヤホン+ミニミキサー

もう一つは、少しコストがかかりますが、ヘッドホンと一緒に小さなミキサーを持ち込むことです。

使い方としては、ミキサーにマイクを立てて、部屋全体の音を拾うようにします。
そしてヘッドホンやイヤホンをそのミキサーに接続して音量を調整すれば生音をカットしつつ全体の音は聞き取れるようになります。

ミニミキサーは、安いものなら5000円くらいで買えますから、耳を保護する観点から考えれば高いものではありません。


耳へのダメージは回復しないと聞いたことがあります。

一度ダメになってしまうと、快適な音楽ライフが送れませんから、何かしらの手段で耳はしっかり保護をするようにしてあげましょう。
異常が起きてからでは遅いので…。

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新潟市の中央区・西区を中心にドラムのレッスンを行っている、梨本宜久ドラム教室のHP

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