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ドラムの講師として僕が重要視しているもの
楽器の講師は、演奏力があることは前提です。
なぜなら
演奏力がある=いろんな練習や経験をしてきた=練習・経験をしてきた中で学んだことを伝えられる
というのが成り立つからです。
ただ、いろんな経験があるからといって教えるのが上手いのかというと、そんなことはありません。
その経験を伝える力が必要ですし、
生徒さんへのアドバイスをするには適切なタイミングもあります。
アドバイスをしても「今あなたにはコレが必要です」な理由を理解してもらわないといけません。
教えたいことだけ教えても、それは生徒さんに寄り添っていませんし、
教えている”だけ”では生徒さんのためにならないこともあります。
よって、ざっくり言うと講師には「コミュニケーション能力」が最も必要だと思っています。
このコミュニケーション能力が低いと、良い講師にはなれないと思っています。
コミュニケーション能力を具体的にしたときに、僕が大事にしているのはいくつかありまして、
一つは技術をフィードバックできる能力=言語化力です。
どうしても音楽は抽象的な部分も大きいですし、演奏における身体動作も感覚です。
それらは簡単に共有できないため、出来る限り言語化するようにしています。
もう一つは生徒さん自身に考えてもらう能力=コーチング力です。
言語化するといっても限界はありますし、どうしたって最終的には生徒さん自身に「ではどうしたら良いのか」を見つけてもらうしかありません。
さらに、教えられないと何もできるようにならない、では生徒さんは伸びません。
何事に対しても言えることですが、「自分で考えて、やってみる」事が大事です。そして自分で考えてやるからこそより楽しくなれる。
なので「自分で考えて、やってみる」ようになってもらうために、僕はヒントや道筋を示すようにしています。
他にも大事にしていることは色々ありますが、講師業をやっている以上、
「ただ教えているだけ」にはしたくないので、こんなことを考えながらいつもレッスンしております。
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新潟市の中央区・西区を中心にドラムのレッスンを行っている、梨本宜久ドラム教室のHP (非同期のオンライン動画レッスンもやってます)