動画添削レッスンでも上達できる理由
近年、オンラインレッスンが広まる中で、動画添削レッスン（※）で本当に上達できるのか疑問に思っていませんか？
「対面のレッスンほどの上達は見込めないんじゃないの？」ということで敬遠していらっしゃるかもしれませんが、
先に結論から言いますと、動画添削レッスンはリアルの対面レッスンと同等に、多彩なリズムパターンやフィル、スティックコントロール力、タイムキープ力などの、「様々な演奏技術の習得と向上」ができます。
※動画添削レッスンとは
提示された課題を練習し、動画に撮影して講師へ提出。フィードバックをもらいさらに練習する、というサイクルで行う、非リアルタイムのオンラインレッスンの方式です。
「いやいや、リアルタイムで教えてもらえるからこそ分かることのほうが多いでしょ」と思うかもしれませんが、動画添削レッスンは、
演奏に対しての思考力が高まる
自分の成長が強く実感できる
場所や時間にとらわれない利便性がある
など、様々な強みが集約されていますが、これらの強みによって楽器に向かう意欲が高まるため
「練習する習慣が作れること」
が最も大きな効果だと思っています。
楽器の上達は日々の蓄積によって実現するものですからね。
動画添削レッスンのメリットとデメリットに関しては下記でも大枠を説明していますが、掘り下げた話はしていません。
なので今回は、僕自身が動画添削レッスンを実施して感じた生徒さんのドラマーとしての成長をもとに、その有効性をお伝えしていきます。
生徒さんとの実際のやり取り
早速ですが、以前に動画添削レッスンを受けていただいた生徒さんから送っていただいた「自己分析」をご覧ください。
これ、当時ドラムを初めて半年くらいの方なんですよ。
どうですか？この恐ろしいほどの自己分析！
なにより最後の一文にある通り、
「動画撮りながらだといろいろ見えてくる」
「またスタジオに入ってみようと思う」
と、生徒さん自身が動画撮影の効果に気づき、かつ練習するモチベーションも獲得していることが凄いんです。
課題が具体的になり練習意欲も向上する
人間は、脳内で思考した事柄の記憶というのはあっという間に消えてしまうようにできています。
それを文字としてアウトプットすることで、そのときに感じた重要なことを残すことができます。
しかも思考を文字にすることで脳内が整理される効果もあるため、
取り組む課題が何なのか・今やるべきことは何なのかが非常に具体的になり、目的意識を強く持てます。
自分で課題を見つけて、その課題をクリアするために練習する。
結局この自主性が楽器を楽しむうえで、より大きな達成感や充実感につながります。
自分の成長を強く実感できる
動画提出を続けていると、当然撮影した動画データが残ります。
すると、過去の自分と今の自分を客観的に比較することができるため
「16分のオルタネイトの速度が上がった」
「無駄な手や腕の動きが減ってストロークがキレイになった」
「つっかえてたリズムパターンやフレーズがスムーズに叩けるようになった」
などの成長をハッキリと実感できます。
上手くなったかどうかわからない中で練習を続けていると、本当にこれで大丈夫なのかなという不安に襲われてしまいます。
しかし「○○をこれくらいやったらこれだけ進歩した！」という実感が持てれば練習メニューに意義を見出しながら取り組めるので、目的を見失わずに練習できます。
分からないことはすぐに相談できる
僕の教室の場合は、動画の提出回数と質問の回数は無制限です。
そのため「どう腕を動かすんだったっけな？」「どのタイミングでストロークすると良いんだったっけ？」などの練習中に沸いた疑問をすぐに相談できます。
これが対面レッスンの場合、次回のレッスンを待たなければなりませんよね。音楽教室は月3回のレッスン回数が多いので、場合によっては2週間も時間が空いてしまいます。
しかしすぐに疑問が解決できることで、悩んでしまって上手く進まない、やり方の記憶が薄れてしまって練習ができない、といったこともなく、当日中にでもすぐに練習に取り組むことができます。
まとめ
課題がはっきりすること
成長を実感できること
すぐにフィードバックが受けられる環境
これらの利点によって
①課題を見つける・疑問を解消する
↓
②それに取り組む
↓
③すぐにフィードバックがもらえる
↓
④目的意識を強く持ったまま次の練習を行える
↓
①に戻る
というサイクルができあがり、楽器に向かうことが習慣化されます。
これらの効果から、動画添削レッスンでもしっかりと上達して、〇〇が叩きたい、××という技術を習得したい、好きなバンドやアーティストの曲が叩きたい、といった願望が叶うようになっていきます。
でも、
何をどう練習したら上手くなれるのか分からない
自分の叩き方が合っているのか自信がない
…でも近くに教室がないし、定期的に通うのも大変だから独学でやるしかない
こんなふうに一人で悩み暗中模索状態で練習していても憧れの曲はなかなか叩けるようになりませんし、理想のドラマー像にも近づけない。
すると悶々としたまま練習するしかなく、なかなか現状を打破できないわけです。
でも、せっかくやるなら少しでも楽しくやりたいじゃないですか。
それなら時間も場所も制限のない動画添削レッスンを一度受けてみることをオススメします。
梨本ドラム教室では下記HPよりレッスンを受け付けていますので、
レッスンを受けてみたいけど、悩むなぁという方は試しに体験レッスンを受講してみてください。
他にも今かかえているドラムの悩みを相談していただけるようにもなっていますし、他にも聞いておきたいことなどのお問い合わせもOKです。
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