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目を曇らせてしまうから、こそ

 誰かに抱く 憧れや尊敬は

 静かに私の 目を曇らせる

 その人が 言っていたから

 その人が 行っていたから

 きっと、それは、正しい のだろう
 きっと、それは、正しい のだろう

 それを 吟味 することも なく

 それを 疑問 に思うこと なく

 それは 静かに 目を 心を 曇らせる

 思いこみと 決めつけと 先入観と 固定観念と

 絶対的な 信頼で 静かに 静かに

 憧れや尊敬は 狂信に近い ものがある

 その真偽より 近づきたい 真似したい

 貴方のように なりたいと こいねがう

 それは 正しい ものだから

 それが すべて 真実だから

 そうして

 嫌われたくない 見捨てられたくない

 落胆されたくない 見限られたくない

 そんな気持ちが 期待に応えようと してしまう

 誰かに抱く 憧れや尊敬は

 静かに私の 目を曇らせる

 曇った目と 心をきれいに

 誰かに見る 憧れや尊敬は

 指針として 存在するもの

 私は考える 生きるために

 私は考える 憧れや尊敬を

 私のために 生きる指針と

 自信につなげていくために

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ふみ
いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。