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Photo by
nodakaori
誰に読んでもらわなくても
誰のために 言葉を紡ぐのか
誰のために 言葉を選ぶのか
何のために 言葉を伝うのか
何のために 言葉を操るのか
読み手のために 受け手のために
自分のために 紛れもなく 私のために
内なる 心のために 魂のために
表現する すべてが 私を照らす
表現する すべてが 私を照らし
その 感情が 想いが
誰かにも 届くかもしれない
けれど それは 本質では ない
誰のために 何のために
言葉を紡ぎ 言葉を選び
伝えるのか 操る のか
読んでもらうためでは ない
共鳴や共感を受けるためでは
ない
一心の 集中と 狂気と 発散と 依存
遍く私を包み 向けられた 殺意に似た
圧倒的な 想い
それが 私なのだ と
伝えるための 残していくための
唯一の 手段 なのだ と
改めて そんなことを思う
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