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今を生きるに


 今を生きるに、足ることとは何だろう。
 今を生きるに、足ることとは何だろう。

 夢の足跡をたどる記憶へと沈殿した澱をかき混ぜて、
 浮かび上がるものはどんな色の世界なのだろう。

 ものごとがすべて、ただの印象でしかないのなら、
 事実も真実も確かめる術なんてあるのだろうか。

 見失わない、道しるべはただ、自分の中だけに。

 印象が左右する真実という名の嘘と、
 それを知らぬものたちが作り上げる空想という真実と、
 夢より記憶より淡い現実。

 織り紡ぐ糸 言葉 色 音

 だから、それは 私にしか見えない。

 今を生きるに、私という存在があればそれで。
 今を生きるに、私という存在があればそれで。

 だから それは わたしにしかみえない

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ふみ
いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。