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触れることもなく そっと 指先が 冷える その感覚が リアルに 届く 精密な動作…
星に願いを 月に祈りを 大地に愛を 天空に声を 夢に救いを 心に安心を 身体に熱…
何も 考えられずに 溶け合って 何も 考えられずに 抱き合って からまる 指に…
白い 衣を まとっている 夢の 続きを まっている 声の かすれる まじわり 暗…
薄い 濁りを見せる 瞳の中で 見える景色は 汚いものなのか 初めから 濁りのある …
影を 踏んで 痛い 痛い と 叫び出す 君 そのリアルは どこから生まれた そ…
これ以上 あなたには触れられない これ以上 あなたとはもう会えない これ以上 あなたと話しはできない これ以上 あなたには 近づかない 私の心は もう 少しでもあなたに 預けられない 預けては いけない きっと これ以上は きっと そう 苦しいことは わかっている から 傷つくことは わかっている から 離れないと いけない 離れないと わかっている わかっている でも もう少し もう少しだけ 傍にいて よくないことは わかっ
長い 長い 夢を見ていた 気がする 遠い 遠い 夢を見ていた 気がする たゆたうよ…
安心して 休めるように 安心して 故郷に行けるように こちらのことは 気にしないで…
影が 落ちる 影を 落とし 光 ゆさぶる 灯 ゆらめく 風が ふれて 音が …
だれか 私の姿は 見えていますか? だれか 私の声は 聞こえてますか? だれか だ…
これから先の あなたの道に わたしの姿は どこにもない これから先の あなたの生に…
私の言葉など 何にも 伝わらない 私の言葉など 誰にも 伝わらない そんなことは …
こんな空しさを 抱えながら こんな寂しさを 抱えながら わたしは いつまで 生きる 生きて いかないといけない 蹲る感情と欲が 混ざり合い 指先で触れる 花のつぼみは すでに 枯れ始めているのに どうして こんなにも 潤い いじらしい 生命を奏でるか こんな空しさを 抱えながら こんな淋しさを 抱えながら 溢れ出る この気持ちを抑え この欲に 溺れていかぬよう わたしは いつまで 生きて 生きて いかなければならぬ