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【Addon】エンドラの肩に乗る
Minecraft Bedrock EditionではAddonsという機能でバニラではできない追加要素を作ることができます。
この記事ではエンダードラゴンに乗れるAddonsを作っていきます。
Behavior_Packを認識させる
Addonsは、Behavior_Packという形式で作っていきます。
Behavior_Packはテクスチャを変更するResource_PackのAddons版なので、中身も似ています。
認識させるにはmanifest.jsonを含んだフォルダを、「development_behavior_packs」に入れる必要があります。
wikiがとても参考になります。
wikiではResource_Packを作成しているため「resource_packs」フォルダに入れていますが「development_behavior_packs」に入れるようにしましょう。
完成すると下記のようなファイル構成になります。
development_behavior_packs/
|- ender_dragon_ride(このフォルダ名は自由)
|- manifest.json
|- pack_icon.png
コンポーネントの追加
コンポーネントとは、日本語で「成分、部品」などの意味があり、Minecraftでも同様の意味があります。
エンダードラゴンに乗るためには、エンダードラゴンに乗れるコンポーネントを追加する必要があります。
この乗れるコンポーネントは、豚にサドルを右クリックすることで豚に付与されるコンポーネントと同じものです。
つまり、エンティティは特有のコンポーネントを他のエンティティにつけるイメージです。
entitiesフォルダにender_dragon.jsonを追加します。
追加し終わると下記のようなファイル構成です。
development_behavior_packs/
|- ender_dragon_ride(このフォルダ名は自由)
|- entities
|- ender_dragon.json
|- manifest.json
|- pack_icon.png
追加したender_dragon.jsonに下記を書き込みます。
{
"format_version": "1.13.0",
"minecraft:entity": {
"description": {
"identifier": "minecraft:ender_dragon",
"is_spawnable": false,
"is_summonable": true,
"is_experimental": false
},
"components": {
"minecraft:rideable": {
"seat_count": 1,
"family_types": [
"player"
],
"seats": {
"position": [ 0.0, 3.00, 0.0 ]
},
"pull_in_entities": true
}
}
}
}
これで準備は完了です。
この記述したコードの詳しい説明はwikiがとても分かりやすいです。
試してみる
作成したBehavior_Packをワールドに導入します。
Behavior_PackはMinecraft全体で共有されるのでなく、ワールド別に管理されるので、ワールドの設定で利用したいものを選択しましょう。
今回はこのように表示されているので有効化していきます。
なぜか有効化を二回しないと有効になってくれないので注意しましょう。
もしかするとワールドに参加すると「スクリプトを有効にしますか?」と聞かれるので「世界に参加」を選択しましょう。
これでエンダードラゴンに乗れるようになっています。
エンダードラゴンに右クリックし試してみましょう。
/summon ender_dragon
↑エンダードラゴンをスポーンさせる