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【チェロ練】弓の沼

「今日は16時からレッスンではありませんでしたか?」
という先生からのLINEでレッスン日だったことを思い出す最悪な土曜日。ルールとして、レッスン日直前の振替は行わずにレッスンを欠席ということになるので、観念してお休みとしてください、と送ったところ、「19時からでもいいならできますよ」と嬉しすぎるお言葉が。ご厚意に甘えさせていただきました。最近転職活動もあってスケジュールを組むことが爆発的に増えたので、ちゃんと管理しなくてはいけない。もともと友達も少ないのでスケジュールというものがなかなか発生しない民だったのです。

教室につくと弓が何本か並んでいた。他の生徒さんが合う弓をほしいといってたので取り寄せたカーボン製の弓だとのこと。木製より軽くて楽に音が鳴らせるらしい。私も気になるのあったら弾いてみていいですよと言ってもらえたので遊んでみることに。
なんとなく手に取った弓を弾いてみると確かに軽い!楽しい!音もだいぶ楽になる気がする。おもしろーい!と思って弓を観察したら値札が貼ってあったんですね。50万円。
弓で?!

今回はグレードが3〜6まであったのかな?で上が50万、下が28万の世界でございました。先生が言うにはグレードが上、が一番いい音とも限らないとのこと。こちらはバランス型、こちらは響きが豊か、こちらはダイナミックでした、と先生に説明されるがままに弾いてみたけど、告白しますと、どれも木製の弓より軽くて扱いやすいいなあ以上の感想を持つことができませんでしたね…。

歌人の穂村弘さんがアートの話だったかで「価値がわかる俺なんだろうか?」という不安がある、みたいなことをおっしゃってんですけど、私はこういう感性を試される状況にいるときにいつも穂村さんの言葉を思い出します。笑
弓の違いがわかる私だろうか。

そして弓を取り寄せてもらった生徒さんが購入した弓は、ここにおいてある弓のどれよりもグレードが高い、お値段も3桁万円言ってしまうものだったそうです。なんかもう響きも何もかも、桁違いに違ったそうです。結局グレードでは?!笑
とはいえ、私にもわかるのです。私の場合はPCのキーボードですが、3万円以上したREALFORCEのPFU limited editionのキーボードよりも6000円台のビットフェローズのキーボードのほうが大好きですもの。

これです。音はちょっとカチャカチャいいますが、まじで軽く打ててタイピング楽しいです。ちなみにタイピングは日本語より英語タイピングのほうが好きです。没入できるので。

さてチェロの練習は、初めての3巻!てことでなんとなく覚えたての第3ポジションを練習しました。私まだ第2ポジションもおぼつかないのに、第3ポジションはどこなん。親指の位置が本当に定まりません。いつまでも位置のことをやっている。

ていうか最近著しく練習時間が不足しているので、もうちょい時間を作らねばです。弓や楽器を自分のために買ってもいいかな!と思えるくらいになれるまで…


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