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【チェロ連】擲弾兵(漢字でかけない)

白状しますと、また練習が全くできず、ほぼチェロを触ってない状態でレッスンへ。レンタルチェロを使わせてもらってるのだが、これではチェロというよりオブジェに月額を払っているようなかんじだ。猛省。

「二人の擲弾兵」は譜読みすらしてなかったけど、今日やるだろうなーと思って行きの車の中でyoutubeで全体を把握。そしてレッスン中にさくっと譜読みして強行突破しました。まるでコンクール当日ののだめみたいな突貫具合。笑 先生はそんなぐだぐだでも許してくれる優しい優しいお方です。海外で羽ばたく日本人サッカー選手を見守るのが趣味だそうです。あといつも品の良いコーヒーor紅茶を淹れてくださいます。アイスもホットも美味しくて最高なのです。

二人の擲弾兵は、もとはフランス革命でロシア軍に破れたときに捕虜になったフランス兵二人が帰国の途につくシーンを歌った歌曲だそうで
「擲弾て何なんですかね」
「手榴弾みたいな、敵に向かって投げるやつみたいです」
「自爆テロみたいですね、下っ端がやるのかな…」
なんて会話をしたのですが、調べてみたら擲弾兵は精鋭部隊だったようです。そうなのか…!最前線に精鋭配置するの、なんかもったいない気もする…!

んでこの曲の最大の特徴は途中からフランス国家「ラ・マルセイエーズ」引用のターンに入ることなのだが、自分で弾いててめちゃくちゃ元気がでるのである。
私みたいな下手くそな音で弾いてもちゃんと勇ましく感じられるし、かっこいいんですよね。そういう意味では、音楽の「鼓舞する力」ってものすごいんだなと改めて感じました。国歌の役割って「国のために、やってやろうじゃないの」という気持ちを呼び起こさせることなんだなあーと。

そんなことに思いを馳せつつ、ちゃんと練習する習慣を確立せねばと思った日でした。ミ♭からドの音まで拡張するの難しいね… んで落ち込んだときはこの曲弾いて無敵になろうと思います。


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