【チェロ練】弦楽器は武術だ
チェロの曲ほぼ知らないんだけど今んとこ一番弾きたい曲です。まさかのデュオ。誰と弾くの? 全編通してかわいいメロディだけで構成されてるので普段から愛聴してます。この人たちはどなたなのかよくわからないけど映像が綺麗で見やすいのでこの動画でばっかりこの曲聞いてます。
恐怖の副業が新たにスタートし着実に睡眠時間を削っているため練習量は相変わらず。それでも前の案件のときは2ヶ月くらいガッツリ休まないと行けない状態だったので、少なくとも練習する時間がとれてレッスンに通えてるだけマシである。
少ない練習量の中で特に今回はビブラート時の脱力と、どの指でビブラートをかけても手の形が極端に変わらないことを重点的にやりました。
レッスンの最初に一緒に音階を弾いてウォームアップするんだけど、その時点ですでに先生が「脱力すごくできるようになってて指の形きれいになってますよ!」と気づいてくださいました。
私の弾きやすい角度、多分人よりチェロを下めにおいたほうが左手やりやすいかもしれません。
なので今日も曲の練習をするというよりはビブラートについてねちねちやりました。2巻の荒城の月で出てくるE♭→Cのビブラート→拡張!の手がどうしてももたつくよね。先生曰く親指はいついかなるときも基本は中指の真下にいることを常に意識していて、親指基準でどこに指を置けばいいかを考えると良いとのこと。そうでしたね~~~ ついつい脱力をテーマにしすぎてそのような基本設定を完全にガン無視していた。笑
練習の合間に中指と薬指の間がうまく開かないので指を均等に置くことができない、といったら指の付け根をネックに押し付けたのちネックを中指と薬指で挟むストレッチみたいなのを教えてもらった。いてえ!まるでフォークボールの練習みたいです。
また来るゴセックのガボット(この濁音と促音のセットみたいなの好き)のためにピチカートのときの弓の持ち替えの練習もしました。
指で弾いたあともとに戻る方法がうまくできなかったんだけど、いっかい上にスナップするようにするとうまいこと指から力が抜けてするっと元のポジションに戻れるように。気分はすっかり銃をくるくる指でまわすギャングのようです。すみません、最近ザ・ファブルにめちゃくちゃはまってるのですぐそういう思考になります。
というわけで今日はフィジカルの調整多めでなんか……武術っぽいな……と思いました。
先生が「結局は体がついてくるのを待つしかないんですよね」といってたけどまさにそうで、このどんくさい体がコツを掴むまで脳はただその時を待つしかない。運動不足で毎日デスクワーク14時間くらいやってる私のフィジカルIQ、かなりやばいのでチェロの練習は助かります。
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身体感覚つながりでこの本買いました。
私は特に下半身太りしてるわけでもなく別にダイエットはいらないのですが(むしろしっかり食べて筋肉つけないとやばい)、著者さんのジムに通われててきれいに筋肉をつけた女性が「地球を刺すように歩いたら全身引き締まってきた」とおっしゃっていたので、引き締めたい~~~という一心で買ってみました。
BMI17.8なのに体脂肪率30%を叩き出す私の筋力のなさを舐めるんじゃないよ。多分筋力なさすぎるせいでお腹だけぽっこりしててバランス悪いのです。ウエストのこと気にしないでボトムス選びたいよねえ
最初のステップの動きで足の親指とそれ以外の指を交互に上に持ち上げるやつ、まじで最初どうしたらいいかわからなかった。「そこ、分離できるの?」と思ってる体の部位を細かく分けるともっと自由に体が動かせますからね。10分くらいやってたら少しずつできるようになってきました。
さて効果が出るまで継続できるかな。