【チェロ練】死海で鳴らす音
書くタイミング逃しまくった。先週土曜にチェロ練でした。
案の定練習時間がほぼ無、なので進捗があるわけではないんだけど、もはや開き直っている自分がいる。しかもその前日が送別会だったせいで調子もよくなく、始終変なテンションになってしまい、先生も戸惑ったに違いない。
なので曲を進めるというよりはこれまでの復習をするような時間になった。いつも一緒に弾いてもらってるけどたまーに「おひとりでどうぞ」と一人で弾く時間を与えられるのだが、ちょっと前はガッチガチに固まって楽しめなかったけど最近はとりあえずやってみよ!といけるくらいにはなった。
何もかもできてない自覚があるので音を聞かれるのほんとにつらい。私の自己肯定感は死海の標高のような負の整数であるのだが(ちなみに死海の標高は海抜-422m、マイナスの代表格として適当に死海を思いついたのだが誕生日が4月22日なので謎の運命を感じてしまうじゃないの)、それも演奏を聞いてほしくない気持ちに拍車をかけている気がする。誰も注目しないでだいじょうぶです、はい。でも先生はそれを許さない。笑
趣味としてチェロをやってるだけなのに勝手にここまで追い込まれるのもどうかと思うのだけど、先生の心はユーラシア大陸のごとく広大なので、どんなひどい音にもただ耳を傾けている。あんなに上手い人が、こんなにひどい音を聞いてよく発狂しないものだよね。まだまだ音が裏返るし開放弦がとにかく汚いんだよな。笑
そんな感じで私は未だに音がきれいに出ないことにずっと憤っているのに、演奏を聞いた先生のアドバイスは「強弱も気をつけていこうね」だった。うそん。まだそもそもビブラートがうまくいくかどうかでビクビク怯えてる身なのに、フォルテかメゾピアノかなんてところに意識いかないわよ。
ところでレッスンはマンツーマンなので他の生徒さんに会うことはほぼないのだけど、今のところ鉢合わせたことのある人はみな気品漂うマダムである。チェロを頑張っていれば、私もマダムになれるだろうか。まずお金持ちにならないといけないが。