ドイツのバレンタイン事情
こんにちは❣
明日はバレンタインデーですね。そのため、今回はドイツでのバレンタインデー(Valentinstag)についてお話できればと思います。
ドイツのバレンタインの歴史
ご存知の方も多いと思いますが、ドイツは1990年に東西統一されるまで、西ドイツ (Westdeutschland) と東ドイツ (Deutsche Demokratische Republik / DDR) にわかれていました。そのため、東西でバレンタイン事情が異なります。今回は調べてわかった西ドイツのバレンタインの歴史についてのみとなります。
西ドイツでバレンタインデーを認識されるようになったのは、戦後にアメリカ兵が伝えたことによると言われています。1950年にニュルンベルク (Nürnberg) で "Valentinsball" というイベントが初めて開催され、それからドイツ全土に広まっていったそうです。
日本にバレンタインデーが伝わったのが1936年と言われているので、意外とドイツの方がバレンタインの歴史が浅いです。
ドイツではどういう行事?
ドイツのバレンタインも日本と同じ2月14日になります。ドイツでは「女性から男性」にというよりも、「男性から女性」にというのが一般的です。
多くの場合は、男性が恋人や結婚相手に花束をあげます💐そのため、ドイツだとバレンタインの日のお花屋さん(der Florist / das Blumengeschäft / der Blumenladen)は忙しいです。夕方頃になると、良い花がなくなっていることがよくあります。
チョコレート
ドイツには色んなチョコレートメーカーがあり、チョコレートの種類はかなり多いです。有名なメーカーのチョコレートといえば、Milka、Rittersport、Duploなどがあげられます🍫
でも、バレンタインにチョコレートをあげるという習慣はほとんどないです。最近では、チョコレートメーカーが売り出しはじめています。そのため、バレンタインデーの2週間ぐらい前から、チョコレートのCMが増えます。
友チョコ
友チョコなどは通常あげることはありません。同性同士などでしたら、特に深い意味もなくお菓子くれたぐらいの感覚だと思います。しかし、女性から男性にチョコレートをあげるとなると、ちょっと不自然な感じがあります。
このように同じバレンタインデーでも日本と感覚が違うので、面白いところですよね!
まとめ
ドイツにバレンタインデーが伝わったのは日本よりも遅く、チョコレートをあげることは今現在そんなに一般的なことではありません。また、男性が恋人などに花束をあげることが多いので、バレンタインデーに花束を買う際にはなるべく早くお店に訪れることをおすすめします❢
ブログではドイツ語をLektionごとにまとめているので、気になる方はぜひチェックしてみてください✨
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