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あたすの産後うつレポート


1年前の早朝6時。
子がお腹にいる事を知り夫と大円舞した事を今でも鮮明に覚えています。

そして約1年後、産後うつになってました

ナサヲです。( ◜3◝ )フイー



先日は、自分で話したくて書いたものにみんなから温かい言葉をもらえて本当に嬉しくて有り難かったです。


寄り添ってくれたみんなありがとう。

私も逆の立場で誰かが産後うつだったら、他人事とは思えないくらい心配になります。


そんくらい、毎日ママってがんばってるよね。必死だよね。

でも楽しいし最高に幸せでもある。

産後うつって、感情がものすごく動く毎日の中で紙一重で起こる出来事だったんじゃないかなと思います。



さて、今回どんな経緯で産後うつになり、どんな症状が前後で起こってて、

どんなサポートを受けて回復しつつあるのか、ちょっと書いてみようと思いました。

自分自身の整理も含めて。



はじめに申しておくと、私は元々仕事きっかけに適応障害と軽度うつになっているので、普通の人より産後うつになるポテンシャルはきっと高いです(ポジティブに言うな)

なので、えっと、そういうことです。
(起こるべくして起こったみたいな)


でも、不安を煽る気持ちは全くないですが誰でも起こるって言われてるし

担当の保健師さんによると早期発見対処が大事な緊急性の高い病だそうな。


だから、私の実体験がうっかりどなたかの血となり肉となるような事があったらいいなと思って書きます。


駄文お許しください。


①産後うつ発覚のきっかけ

その日は、いつものように子を朝寝のために寝かしつけてました。旦那さん休み。

旦那さんが前から飲み会の予定を午後から入れていて、かなり楽しみにしてたから私も快く送りだそうと思っていたくらい元気でした。


ただ、前日が遠出だったため(片道3時間強)さすがに疲れているから2次会は1次会が終わった時点で相談してほしい。

そして午前中は私を休ませてほしい。と旦那さんとはしっかり約束をしておりました。さすがに滅んじゃうから(結局滅んだけど)


で、戻ります。寝かしつけてました。

約束通り旦那さんに見てもらって休みたいのはやまやまでしたが、最近旦那さんだと絶対寝ない。断固寝ない我が子。仕方ないです。


寝かしつけたら休もー。って思ってました。


よし、寝た!

慎重にその時を待って、今回はどんな風に置いたら良いかめちゃめちゃ考える。

ユラユラしながら?スッと置く?


よし、今回はこの置き方だ。


ドキドキドキドキ


いざ!!

ポイっ



「「「「うぉーーーーん😭😭!!」」」

(大失敗)


本来ならすぐに抱いてやり直します。寝て欲しいし。


でもその時はなんか違いました。頭がプツンとなって、体が動かない。

子どもが泣いているのが急にしんどい。


そこに旦那さんから「お昼どうする???」と言われる。

(旦那さんは私が普通だと思ってました)


そんな事考えてられないよ!!!!



気づいたら叫んでました。。。頭パニックでした。。。

そして旦那に何も言わず下の階へ行き、ベッドに倒れ込んで泣いてました。


その後、飲み会に行く行かないの大喧嘩に発展。

メンタルがおかしい私と、ただイライラしてるだけと思ってる旦那さんですから、めちゃめちゃぶつかりました。

それもまた追い討ちとなり、メンタルが崩れるとこまで崩れました。



②産後うつ発覚時からの症状

発覚?自覚?してからの症状はこんな感じです。

驚いたのは、1度目にうつ病になった時と症状が違う事。

ホルモンや寝不足のせいでしょう。症状も多くなったように思います。

◯子を見ると涙が止まらない、吐き気が止まらない
旦那さんにお世話を任せたのに、2人が楽しそうにしてると辛くて仕方ない

子の泣き声が辛くて気持ち悪くなり、眠る事が出来ない
(前述の通り、旦那さんでは寝かしつけが難しくギャン泣き、泣き疲れるまでずっとな状態でした)

子の近くに行くのが怖い、2人になるのが怖い。自分が何をしてしまうか分からない気持ちになる

◯眠れない
特に入眠が苦手です

◯食欲がなくなる
お腹は空くのに食欲がない。
たまに納豆とか、牛乳だけとか、摂ってました

◯頭がモヤモヤ、重い感覚が続く
寝ても覚めてもずっとで地味にイヤ

◯判断が出来なくなる
例えば、ごはんどうする?どっち?という質問に対していっぱいいっぱいで涙が出そうになる

とか

お風呂してない、布団敷いてない、哺乳瓶洗ってない、というタスクが溜まる状況にパニックでどうしたらいいか分からなくなる

疲れが強いと良からぬ事を考えはじめる
私には授かる事は早かったのではないか、私が居なくなった後はどんな風になるのか、死にたいは思わないけど何かしらで楽になれればなあ

疲れやすくなってるのでこれはすごく辛かった。。

③産後うつ発覚以前の症状

※恐らく典型的な軽い躁の症状だと思います
※元から浮き沈みは激しい気があるのであくまで私の例って感じです

◯常に緊張していた
活動限界時間の1時間半くらい経つ前に寝かしつけないといけない、口がパクパクしてきたから泣く前にミルクをあげないといけない

朝寝、昼寝、夕寝は大事だからここは確実に寝かしつけなきゃ、この長さ眠って欲しいから絶対起きないようにずっと抱っこしていよう

夜、旦那さんの担当前の寝かしつけは絶対に起きないように慎重に…(仕事で疲れている旦那さんに遠慮していた)などなど

◯考えが止まらない
脳がずっと冴えてる、動いてる感覚。ひとつの考えから派生して色んなところに広がってしまう。

アウトプットしないとどんどん溜まるから、Twitterやスマホのメモにひたすら書いていた。

◯誰かに連絡してないと不安
とにかくソワソワして、最近連絡取ってなかった地元の友だちとか、家族とか、働いてた同僚とかに突然特に用もなく連絡をしていた

連絡ではないけど、旦那さんに話しても話しても何か話し足りない感覚を持ってしまいストレスを感じていた

◯次々に色んなものを買う
特に育児のものに関してはゆるかった。普段なら踏みとどまるなと思うものも次々にポチってた。

◯気が大きくなっている、イライラしやすい
普段なら相手がどう思うか考えて選ぶ言葉も、面白さだけを考えて心無い馬鹿にしたような言葉を言ってしまう

あらゆる気を許してる相手へイライラしてしまっていた

④原因は

大きく2つ。と考えてます。


◯慢性的な疲れと局所的な大きな疲れ(お宮参り)

特にお宮参りについては、その日までに義実家と少し揉めていました。

なので、それまでに張り詰めていたものがホッとして切れたのかな?ってかんじです。


◯子の難易度が上がってきていた事。それに対し必死になりすぎていたこと。

月齢とともに…
成長で嬉しい事である反面、嬉しい事なのになんで辛くなってしまう?イライラしてしまう?と思いすぎてたところもあるかなと。


私も人間だものと心を落ち着かせようと思ってても、子に気持ちをぶつける事はしたくないから結局うまく息抜きが出来てなかったです。

そして子が泣く前に察知してあげよう、気持ちの良い状態にしてあげよう。

良いとされることはなんでもしてあげたい。


ある種正解の対応なのかもしれないけど、行き過ぎると当然わたしも辛いし、子もお腹いっぱい。

酷くは、全てに反応しすぎる行為は子の自立する力を阻害してしまう恐れがあると後々に知りました。



恥ずかしながら、私は元々保育士です。


子どもが大好きで遊ぶのが大好き。

いつか自分の子が欲しいと強く願い、授かり、産みました。

それはそれは言葉に出来ないくらい辛かったけど、紛れもなく人生1感動した出来事です。


幸せだなあ、可愛いなあ
毎日どんな事して遊ぼうかなあ楽しく過ごそうかなあ

ただそれだけでした。


でも仕事では複数の子ども、他の方のお子さんを見ていたから?出来ていた「見守り」が

自分の子と四六時中1対1でいるとなぜ忘れてしまっていたのか…

純粋な親心がちょっと暴走しちゃいました。

⑤サポート

産後うつを自覚してすぐに思ったのは

・旦那さんは仕事を休めない
・かと言って今の自分に育児は不可能
・かと言って近くに気楽に助けてくれる人もいない
・子をどうすればいいか分からない

とりあえず誰でもいいから助けて!と踏んだのが以下の流れです。

①24時間子育て相談窓口

とにかく助けてください!と伝える
(経緯と共に)

保健師さん、児相へ繋げてもらえた

②保健師さん、児相の方

次の日に保健師さん、児相へ連絡する
その日の午後に担当の方が自宅まで来てくれた

・今の私の状態のヒアリング
・直近1週間の過ごし方を私の代わりに考えてくれる
・医療機関やサポート機関の提案
(病院の紹介、ファミサポやシッターの提案)

以前からお世話になっているボランティア団体に相談し、サポート体制を厚くしてもらう事になる

③ボランティアさん

めちゃめちゃ対応早い。
二つ返事くらいで週全ての日にち来ていただける事になる。

何も言ってないのに、栄養摂れてないだろう…と総合栄養ドリンクという最強アイテムを差し入れしてくれる。

ほんとに有り難かった。

④産後ケア

産後4ヶ月未満までとの事で、思い切って回復のために利用。

これがなかなか人気で急だと空いてなく…

運良く、3泊出来るところが見つかりお世話になることに。

⑤実母、旦那さん

ボランティアさんが入れないところに実母が来てくれる事になった。

また、私がやる事なくてボーッとしてしまうくらいに今回旦那さんが家事も育児もやってくれた。ナマステすぎた。


⑥1週間経ち…その後

まだまだ浮き沈みはあります。

特に疲れると、ぐーーーっと落ち込んで考え方が固まっちゃって…みたいになる事も。


でも、ご飯食べれる!これほんと大事。

眠れる!!漢方のおかげか?バンザイ。

子、可愛い!!


特に今回感じたのは我が子へ。

前回も少し書きましたが、お医者さんから「子に手を出し過ぎるな(要約すると)」とアドバイスをもらいました。

遊んであげたい、家事をしてる時はなんか寂しそうにみえて何かしらおもちゃをあげたり見せたり。

でも、精神医学的には「ぼーっとする時間」が大事、との事。


やらなければ!と思わなくていい。気を抜け。という事ですが。。。


今回、上記のような「敢えて関わらない」ではなく、

旦那さんだと寝れなくてギャン泣きしている子を前に、私は自分が限界すぎて「関わりたいのに関われない」ことを経験しました。


自分が気持ち悪くて涙が止まらなくてもあったけど、旦那さんががんばってるところに寝るまであやせる保障のない私が手は出せなかったからです。


これほど辛く、悲しい事はありませんでした。

もちろんメンタルが最高に崩れてからものすごく辛く感じすぎたのもあります。

でも子どもを少しくらい泣かせたって、と思えるのはやっぱり元気で余裕がある時です。


だから、まだ十分に納得出来てはないけど普段からの「子どもに手を出し過ぎるな」「ぼーっとする時間は大事」は大事だと、身に沁みた次第です。


今の私には結構難しいです。正直敢えて放っておくってムズムズします。


こればかりは自分の調子とともに、子の成長とともに(1人遊びが増えてくるでしょうから)

変わっていくものだろうと信じてやっていければと思います。






こんな風に書けている私は、もしかしたらそれほど悪くないのでは?思い込みすぎなのでは?とも思ったり。


でも、自分だとそう思っちゃうけど、他の人だったら迷わずこう声をかける。



産後うつであってもなくても、辛いなら辛い!!


何か違和感が少しでもあったら、迷わず助けてもらう事は良い事だと思いました。本当に。


という事で長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

子も大事です。旦那さんもその他家族も大事です。

でも、自分だって同じくらい大事です。


ゆるゆるお互いがんばりましょう!!

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