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あたすの産後ケアレポート

こんばんは。ナサヲです。
ずいぶん寒くなりましたね。

1年前のこんな頃、私は里帰り出産で帰ってました。懐かしいなあ。



さて、随分と前に書いといてあたためてしまっていた

産後4ヶ月の時に利用した産後ケアについて個人的なレポートを書こうと思います。

私が産後ケアを利用するに至った理由は、産後うつになったからです。



元々メンタルが弱いので、なるでしょうねーと思って自治体の産後ケア助成事業を申請しといて本当に良かった。

産前の私には頭の下がる思いです。


結果から申しますと、

めちゃめちゃ良かったです!!!


何が良かったか。
3泊4日ではありましたが、

自分を取り戻す事ができました…!


産後は未知なる育児と今までに経験のない身体の変化、睡眠不足、色んなものが重なってメンタルがボロボロ。

当時の保健師さん曰く、

どれだけ産前にメンタルが強い方でも、ホルモンの動きに勝てない時は勝てない、そうです。

命を生み出してるわけだし、出産経験して産後経験して言ってる事分かるすごく分かるって思ってます。


なので、もし読んでる中で出産控えている方いらっしゃれば、備えあって憂いなしです。

脅してるわけではなく、少しでも幸せな子育てに繋がりますよう、参考になればと思い書きます。


また、個人的に産後ケアに行って後悔している事もあります。

そちらも併せて書いていければと思います。


①産後ケア申込までの流れ


助成金申請は先にも書いたように完了していましたが、

「産後ケア利用したいです!」

は自分で施設やら病院やらに電話予約する必要があります。


私は最初から計画を持って利用を決めていたわけではなく、突然産後うつの症状がきて突然に直近利用したいとなったので電話しても断られるという事が何件か続きました。


誰も私を助けてくれない。

うつっぽかったので当時はこんな事考えてしまいましたが、そのくらい産後ケア施設の需要がすごくて、予約が殺到してました。


ちなみに、うつになる前にも何回か利用したいなーと思って1ヶ月前とかに事前予約の電話をした事がありますが、希望の日or日数を取るのがまあーーーーー難しかったです。


さて産後うつになり、何件も断られた中でたまたま、3泊4日1室だけ空いているというところがあったので幸運にも利用させてもらえる事になりました。


②産後ケアはこんなところでした


行ってからはこんな流れでした

・院内の案内
・お部屋の説明、聞き取り
(ちなみにケアを受ける人は全員個室だそうです)
・ゆるく決まりごと(お風呂の予約とか)

あとは自由!


もーね。聞き取り終わるでしょ。

「じゃあお子さん預かるけどイイ?疲れただろうし休んで!あ、おやつの時間だから美味しいの来るヨォ!!!」

みたいなクソ明るい担当さんで、私も子も軽く圧倒される&子はナースステーションまでドナドナされていきました。笑った。


朝昼晩好きな時に寝ていい、ご飯は運ばれてくる、当時搾乳してたけど私寝てたらそっとミルクを子にあげてくださってました。


かなりリラックスしちゃって後半なんて慣れたもんで、売店でおやつ買い込んで部屋こもってました。


あ、あとオプションでヘッドスパとかアロママッサージとか、ベビーマッサージとかもありました。


えんじょい。

これですわ。


③産後ケアで個人的に良かったところ


そんな至れり尽せり産後ケアですが、良かったところたくさんたくさんあったので順に書いてみます。



◎ごはんがくそほど美味しかった

産後、家でまともに食事なんて作れてませんでした、終わってました。ほんと染みた。

ちなみにこんなでした


◎四六時中安心して眠れた


人は睡眠を取らないと終わります。ほんと終わります。旦那実母誰に対しても当たり散らかしてましたからね。

出産直後の入院のように、3時間おきにがんばって授乳練習!!母子同室!!

がんばる必要ありません。


どこまでも休ませてくださいます。

日中は保育士さんが、常駐してくださってたし、夜間は助産師さんが抱っこで寝かせてくれながらお仕事してくださったりしてました。

おおんおんおん!!!(号泣)


感謝しきれない。
(とはいえ、搾乳だったし罪悪感?的なところもあって1日に数回はお部屋で一緒に遊んでました)


◎別室の新生児可愛すぎた

産後ケア病棟というものはなく、産後のママさん達と同じフロアで過ごす感じだったので廊下で新生児さんとそのママとよくすれ違いました。

うちの子4ヶ月だったけど、大先輩の貫禄ありましたね。

新生児のあのシワシワクチャクチャ感、か細い泣き声、たまらんかった……!!


自分の子の産まれた時を懐かしく思って、少し寂しく思って、ほいでがんばろって思えました。


◎相談に乗ってもらえる

助産師さんにたくさん相談に乗っていただきました。


当時の私、すごく追われてたんです。

離乳食はじまる、離乳食はじまる、離乳食はじまる(エンドレス)でもこの子ミルク全然飲まない、うまく寝れない、人見知りすごい、どうしよどうしよ…


助産師さんはすごい優しく、心強い言葉をたくさんかけてくださいました。

ナースステーションではね、こんな様子でみんなにニコニコしてましたよ。

よく人を見てる子で賢いね。

ミルク飲まない子はなんでかよく食べる子いっぱいいるよ!!(現状少食だけどこの時めっちゃ救われた)


出産してすぐ退院して、たちまち1人で育児しろって言われたように思えてなんだか孤独すぎて不安すぎてってメンタルだったから、ほんと神様みたいでした。


④産後ケアで悔いているところ


すごくお世話になった産後ケアですが、個人的には悔いているところがあるので書いときます。


◎母乳が出なくなってしまった

これ結構最近まで心残りでした。

産後ケア中、基本的に夜間は寝させてもらってたので帰ってから格段に母乳量が減り、そのまま卒乳をしました。

噛まれる前に終わって良かったと今は思えてるけど、長い間複雑でしたねー。

飲んでる子の姿、可愛かったから!!(泣)


自分が休む方がいいのか、こだわりを貫くのか、です。


◎産後ママさん達に気を遣ってしまった

これは私の性格ですけどね…

産後ママさんの方が身体めちゃめちゃ辛いししんどいし、助産師さんに頼りたいはずだ!!


と思って、ついつい遠慮して助産師さんに声がかけられない、なんて時もありました。


いやいやお前はお金払って何を遠慮してるんだいって話だけども。


産後ケア、いいヨ。

行ってみたら対応悪くて落ち込んで帰ってきた、なんて話も聞きますし一概には言えないとこもありますし

高額な施設もあって、なかなか行きづらいのも正直なところだと思います。



が、背に腹はかえられない時が来たら、ぜひ利用する事をおすすめしたいです。

産後ケア含め色んな方のおかげさまで、私は救われて今元気に幸せに育児が出来ています。


当時の私は、母親なんだからって気張ってしまう気持ちが少なからずありました。

でも、

「母親だから」は私が気張らずとも子どもが自然とその機会を作ってくれました。


だから、

がんばりすぎない!
色んなところで言われますがほんとにそうです。


悩んでる方の一助になりますように、今日もお互いお疲れさまです!!!


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