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SKE48 34thシングル「Tick tack zack」選抜発表の感想

なさ


2025年1月14日19時のYouTube生配信にてSKE48の34枚目シングル選抜メンバーの発表がありました。

https://youtube.com/live/b8BpMkM7weQ?si=7qepHXghaffVSguS

急いで家に帰り、駐輪場に着いたところで19時になったのでスマホでYouTubeの生配信を視聴し、事実を知り、その日はどんと祭だったので訳も分からずチャリをこいで神社へ行きお守り類をお焚き上げし、しばらく炎を見つめました。



SKE48は現在51人のメンバーが在籍しており、シングルCDリリース時には18人が表題曲を歌う選抜メンバーとして活動をしていました。

今回発表のあった34枚目シングルでは前作の18人から6人減の12人選抜となり、うち4人が今作で初めて選抜メンバーとなりました。前作から選抜継続をするメンバーは18人中8人、卒業予定のメンバー2人を除くと前作の選抜メンバーから8人が非選抜となりました。

野暮な話、握手会の売り上げ順が選抜メンバーの選考基準になっていることが界隈では暗黙の了解でしたが、前作の選抜メンバー8人が非選抜になっていることから選抜の選考基準が変わったと推測しています。

いや…急にルール変わったやんけ…

これは心の叫び。☝


そして、2018年より12作連続で選抜メンバーとして活動していた推しちゃんが今作では非選抜となりました。発表を受けた当日は様々な衝撃と動揺で感情がまとまらず、次の日から胃腸の調子が悪くなりました。(今は回復した)

情報解禁したということでXではシングルの告知ポストが流れます。

今回は推しちゃんのいないCDジャケットが今までより目についてしまい、つらくXから離れています。

これは気持ちが落ちているときにキャパオーバーになった状態なので「誰も悪くない、自分由来の感情だからと自分から離れる期間！」と決めています。

前提として、選抜メンバーに対しては喜ばしい感情を抱いています。(飼い慣らされたオタクなのでみんな可愛いし誰が選ばれてもそう思ってしまいそうなのはご愛嬌(∩´﹏`∩))


そうやって気がついたことが、選抜を目指してそこに届かなかったメンバーを推しているファンはいつもそんなつらい思いをしていたんだなと。

今も他の人が読んで傷つく表現になっていないかなとか考えながら書いていますが、今まで自分の発信を見た誰かが落ち込んでいないかなと考えたりしました。

脚本家の吉田恵里香さんが番組のインタビューで「これを言ったら怒るかもしれないけど、マジョリティ側に所属している時点でマイノリティの人を傷つけている」と答えていたことを思い出しました。この言葉は自分を見つめ直すきっかけとしてお守り的にたまに思い出します。


私は48グループにおいて今まで選抜だったメンバーを推しているので、どちらかといえば数が多いマジョリティ側。また選抜メンバーの選考基準は売り上げで選ばれるのがグループにとって良いと考えていました。

理由は三つあり
・戦略によって誰にでもチャンスがあるから。
・実力で評価される要素・レッスンで伸ばせない要素が評価基準に複雑に絡むより数字の指標の方が明確なので納得しやすいから。
・握手会の売り上げが高いメンバーで歌・ダンス・メンバーとしての振る舞い等を複合して、選抜に相応しくないメンバーはいないと思うから。(これは理由というより後押しに近い。)

(そもそもSKE48のオーディションに合格しているので全員基準に到達しているように見えます。だから売上基準の選抜が可能だったんですかね。)

実際は今作で基準が変わったことで混乱はしたけど、選抜に相応しくないメンバーはいないと思います。(ファンバカ…？ファンの欲目というやつでしょうか…？)

私は今回の革新的な発表がなければ、グループのあり方に疑問を持たぬまま、マジョリティの大きな流れの中にいたのかもしれません。今回の発表に自分の確たる答えはまだ出ていませんが(楽曲の解禁もまだですしね)、自分とグループを見つめ直すきっかけになりました。

選抜メンバーに対して異論はないのですが、グループの今後で不安に感じるところがあります。

選抜メンバーの人数減員によるグループの人数の減員を懸念しています。

今までの握手会の売り上げ順で上から18人という選考方法から、人数は12人・選考方法はファン側に明確ではないという条件に変わり選ばれる難易度が上がっていること。

今までの評価基準やグループのあり方を信じて頑張ったメンバー(ファンも)が選抜に入れない結果になったこと。

そこからのメンバーのモチベーションの低下・メンタル面の不安が心配です。

「時代のニーズが変わった」「グループのあり方に歩みが合わなくなったのなら仕方ない」と言ってしまえばそうかもしれませんが、SKE48に夢を抱いて加入したにも関わらず志半ばで卒業してしまうのは悲しいものです。

運営の方はより一層メンバーを大切にしてほしいです。メンバーのブログを読んだところ、スタッフさんと話す場があったようなのでケアが行き届いていると良いです。

(あと、選抜発表後に複数のメンバーが自分の力不足ですというような発信をしていましたが、全然そんなことないよって言ってあげたいです。)

また選抜選考方法が売上順でなくなったこと・複数の人気メンバーが非選抜になったことによるファンの購買意欲の低下・応援の継続困難も懸念しています。グループ規模の縮小や、メンバーの待遇の低下が心配です。

これまでのSKE48はシングルCDが売れていて基盤は安定しているように見えました。前も同じようなことを書きましたが、これまでと同じように活動を続ければランニングし続けられるグループだと思います。

そこを変えてまで選抜人数を減員した理由を推察するとテレビに出演する可能性を増やすためでしょうか。歌番組出演はSKE48に関わる多くの方が切望していることなので。

「メンバー全員でメディアに出られれば良いが、それはできないからメンバーを限定する。」それが選抜。

近年地上波放送に出演しているアイドルを見ると10人以下のグループがほとんどです。18人より12人で稼働した方がメディアに使われる可能性は高いかもしれません。(選抜メンバー発表をテレビ塔から生配信していたことから今作でのテレビ出演にかける本気度が伺えました。)人数の減員は選抜の役割に沿った判断ではあると思いました。

SKE48が34枚目シングルでは今までと違う歩み方をすることは伝わりました。

まだ変化には適応しきれていないけど、SKE48が良い方向に進んでほしいという願いは変わらないので自分にできる応援を続けたいです。

特に推しちゃんがすぐに前向きなブログを投稿してくれたので、ファンとしてもできるだけ前を向いていきたいと思えました。推しちゃんには活動を楽しんで、やりたいことに挑戦してほしいです。

それぞれ推している人にしか言えない・分かり得ないことってあるし、ぶっちゃけ手厚く支えていたと言えるファンではないので、自分の立場からお気持ち表明のような文章を書くことは悩んだけど、留めておくとしこりになって拗らせそうなので書いちゃったんだぜ。



※連絡をくださる方々へ
推しちゃんのSNSは見ているので通知でDMは気がつくと思います。

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