【東北在住SKE48ファン】地方からご当地アイドルを推すことの本音
このnoteはYouTube動画の台本として書いた文章を書き直し加筆したものです。
動画はこちらです。
以下本文です!
どうも、なさ と申します!
日々推し活をしながら思っていることが溢れそうになったので、ここに言葉をこぼしていきます。
暑い日が続いています。動いてるだけで嫌になっちゃいますよね。私は最近は冷房をつけて寝っ転がってる時間がついつい長くなっています。皆さま、社会活動や家事などおつかれさまです。(YouTube的なアイドリングトーク)
私が応援しているSKE48は今年もフェスにサマーツアーに8期コンサートに日頃の劇場公演やオンラインイベントとメンバーもファンとしても大忙しだったと思います。みなさんもアツい夏を過ごしているのでしょうか。
私は東北地方の宮城県に住んでおり、8月3日に仙台でSKE48のコンサートがあったので、参加して楽しんできました。
48グループはメンバー全員でツアーをまわるのではなく、知っての通り人数が多いのでチームでまわるのですが、宮城県に来たのはなんと私の推しちゃんがいるチームEだったので地元に推しチームが来ることになって大変嬉しいですし、とてもラッキーなことだと思います。
SKE48のサマーツアーでまわる都市は一昨年までは札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5か所で、昨年から仙台が追加されました。愛知県を拠点に活動をしているSKE48が宮城県でコンサートができるようになった理由を考えてみたのですが、やはり宮城県出身メンバーである菅原茉椰ちゃんの存在ですね。彼女のファンが仙台公演に多くいらっしゃっていたと聞きましたので、茉椰ちゃんが人気メンバーだから集客できるというのが一番大きいと地元民としては感じました。推しの凱旋公演は晴れ舞台ですし、聖地巡礼的な意味でも参加したいですよね。また一昨年のサマーツアーでチームEがZepp札幌で2公演を埋めたという実績が評価されてというのもあると、希望的観測ながら思っています。
そして、ここが今回の記事の本題です。
ずばり、地方からご当地アイドルを推すことって体力がいる。って話なんですよ。
私は宮城県から愛知県のアイドルを応援しています。その環境で応援をする中で遠方のファンならではの心の落ち込みを経験することもあります。
前提としてこの記事はSKE48というグループのここが悪いとか、disる意図は全くありません。私が遠方のファンとしてやらせていただいているのでその実情と思いをお話させてください。
また私は国内にいる推しを応援していますが、推しが海外にいたり、推しが引退や活動休止しているといった方は会えるだけいいじゃんって思うかもしれません。
しかし、これ以上などと考えてみるときりがありませんので今の環境の私は私の思う悩みはどんなものなのかという話をします。
何個か思うことがありましたので、ピックアップしてさっそくお話ししていきます。
まず、物理的に遠い。
(移動時間、金銭面、体力の問題)
根元的な問題です。私でいうと名古屋に行こうと思ったら飛行機、新幹線、バスという選択肢があります。飛行機は1時間ちょっとで移動できますがちょうどいい時間帯に移動しようとすると値段が3万円台の往復で7万くらいなので私の選択肢からは外れます。新幹線は移動が4時間くらいで2万円で往復で4万円ということで私にとっては一番現実的な選択肢です。バスは移動が11時間くらいで値段は1万円くらいですが、限界アラサーにとってはバスの11時間移動は体力的に無理です。
では移動は新幹線でするとして、名古屋仙台間の新幹線の最終が20時くらいなんですよ。つまり夜の劇場公演やコンサートでは当日に帰ることができないので宿泊費が発生します。
そして一番の問題がそれが平日の劇場公演であれば有給を2日間取得後しなければならないということです。
私の職場は有給をとりやすい方だと思いますが、私が下っ端のぺーぺーですので心理的には2日連続の有給はとりづらいです。
劇場公演は演目が10日前くらいに発表なので10日前の有給申請になると職場には少し申し訳ないです。
余談ですが最近、AKB48の劇場公演に入りたいと思いスケジュールをチェックしてみたところ、AKB48では出演メンバーの発表が公演の演目の発表よりも後ということと、チーム制がなくなったことで演目によって出演メンバーの予想がしづらいということが分かりました。
公演の演目発表が10日前くらいなのは48グループの仕組み上仕方のないことです。メンバーには劇場公演以外の仕事が入るかもしれないですし、全員参加のコンサートとは違い限られたメンバーで行われる劇場公演はメンバーが休演になった場合の影響が大きいと思われますので、確実に公演を成立されられるメンバーを短いスパンで選んでいるのだと想像しております。
話を戻します。
あと私は限界アラサーなので遠征をした次の日が仕事だと一日しにます。👻ちーん
といったことから悲しいかな私の場合は名古屋に行くことがほとんどありません。
この悩みは我が家の経済状況によるところも大きいので遠方に住む方皆がそうではないと思います。私が今の待遇の仕事を選んでいること、住む場所は自分で選択していること、すべてが自分由来なのでその状況を受け入れているところです。
2個目は
供給が少ないです。
(イベントの回数、メディア出演)
実際の私の話、宮城県に住んでいてSKE48のメディア出演(放送や広告)を見かけることはほぼありません。
あるとすれば菅原茉椰ちゃんの声が県内のアニメイトで流れることくらいでしょうか。
SKE48は愛知県が活動拠点なのでイベントは愛知県で行うものがほとんどです。
メディア出演は告知の情報を見ていると愛知県の番組には出演しているように思います。(すみません。自分が放送範囲外なのでよく知らないところではあります。)
それが東北地方にはまだまだ届いていないのが実情です。
たらればですが、これがもし東京に拠点を置くアイドルだったらメディア露出の規模が違うのかもとか、つい不毛な考えを巡らしてしまうこともあります。自分勝手な話です。
しかし、昔に比べるとテレビやラジオなどのメディアは配信が当たり前になり地方でもこちらからアクセスすれば見られますし、メンバーは自身のSNSを持っていて個々の発信方法は増えたのでありがたいと思って享受しております。
3個目が
他のファンの悪意なき発言が気になっちゃう
です。
先日のサマーツアーのことについてですが、ツアーの詳細が情報解禁されたときに、チケット価格が10800円と発表されました。
その情報が発表されたときにSNS上では「この値段なら劇場公演に入るわ」という意見が見られました。
確かにSKE48の劇場公演の条件は
・およそ2時間くらいの公演
・チケット価格が4000円
・キャパは300
・最後列でも表情が見える距離感
・最後にメンバーのお見送りあり
・無料で出演メンバーの集合写真を配布
と、好待遇でしかないんですよ。SKE48の劇場公演は!
コスパやメンバーを近くに感じたいという基準で考えたら明らかに劇場公演の方が満足度が高いです。
しかし私は劇場まで行くことのハードルが比較的高い方なので、そのSNS上の言葉にショックを受け、その日は一人涙を流しました。
個人の価値観の話ですし、同じファンに対して悪意を持って発言をしている人はいないと思いますので受け止めなくてもいいのですが、無視できませんでした。
あー損損。ほんと遠方オタって損だわ!
あーもう無理
やってらんないすわ
なんか喋っててもうほんとにむりになってきた
もう転職する!!名古屋に住むのは難しいけど、自分自身の選択肢を棚に上げて愚痴言ってる自分が好きになれない!私は遠征できる生活環境を整えてやる!
今の悩みなんか忘れるくらい!楽しんでやる!
しかと聞けこれがこの記事の落としどころだよ!!
これじゃ終われませんよ!
最後におまけとして希望を持てる話をします。
ここが一番伝えたかったことです。
最近、遠方ファンとして嬉しかったことがあります。それが菅原茉椰ちゃんの宮城県ローカルメディアへの出演です。
まず、東北6県のテレビ局が共同で運営している動画配信サービスの「topo」で茉椰ちゃんの「SKE48 菅原茉椰の宮城でやりたい48のこと」という冠番組と言ってもいいような番組が配信中です!
サマーツアーの仙台公演でもtopoの取材カメラが入ってたので私は今から配信が楽しみです。
topoはWebで全国で見られますので皆さんもぜひチェックしてみてください!
https://topo-tv.jp/khb-movie/ske48-%E8%8F%85%E5%8E%9F%E8%8C%89%E6%A4%B0%E3%81%AE%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E3%81%A7%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%8448%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8-%EF%BC%83%EF%BC%91/
また、ツアーの前後で県内のワイドショーや情報番組への出演がありました。
特に私が嬉しかったのは県内の番組出演の際に番組内でサマーツアー仙台公演の告知があったことです。
ここまで読んでくださった方々だからお話しますが、これまでは公式SNSやWebサイト以外でのコンサートの宣伝は見られなかったので、宮城の情報番組でツアーの告知があったときの私の心情は「いつものファンだけじゃなくて、地元のお客さんを呼ぶ気はあったんだな。」でした。
これも茉椰ちゃんが宮城県の仕事に取り組んで番組出演に繋がったおかげです。茉椰ちゃん様々です。
すごいですよ。土曜の昼前という良い時間帯で「宮城県出身SKE48の菅原茉椰です。」と言ってテレビに出演した影響力は。都会の人たちが思ってるよりも地方はせまいですし、地元出身のタレントが大好きですから。
これまで茉椰ちゃんが一つ一つの仕事を頑張ってくれたおかげで、ここ数年では東北では今までゼロだったSKE48という文字、存在が1以上になったことが本当に偉業です。
最後に遠方ファンとして話したいこと
私はツアーというような本拠地を離れて来てくれることはサービスという位置付けなのではないかととらえていました。
メンバーにとっては出張公演、地元凱旋の喜び。ファンにととっては遠征、地元にメンバーが来る喜び。
SKE48にとってツアーは必須ではなく、劇場公演、グリーティングイベント、関連グッズ販売などの日頃の活動で運営ができる規模のグループだと思います。
もしかするとそこを一段階超えることはSKE48にとっては挑戦寄りなことかもしれません。
ですから、SKE48が名古屋の街を出て活動をしてくださる機会があるからこそ会いに行けるファンの一人として感謝して応援を続けていこうと思いました。
最後にみんなで菅原茉椰ちゃんに感謝しましょう。そして、茉椰ちゃんの活躍がSKE48を拡げるきっかけになりますので、みんなで茉椰ちゃんのお仕事を応援しましょう。
YouTubeのコメント欄で気がついたのですが、茉椰ちゃんだけでなく他の県外メンバーも応援することで、SKE48の活動の幅が広がることに繋がりますので応援しましょう。
もちろん愛知県出身メンバーも応援しましょう。
読んでいただきありがとうございました。