ボイメン☆騎士 第38回「1万人ライブ成功祈願火渡り神事」

見ていて苦しい回だった。
私は、メンバー同士がぶつかり合うことを理解はできるけど、それを目の当たりにするのは苦手なんだなと実感した。

とりわけ、小林さんがメンバーにかけた言葉は厳しく、重かった。
この時の言葉を聞く限り、小林さんは該当するメンバーに対して失望していたんだと思う。

「やってる人とやってない人の差が激しすぎる」ってこと、ほんとは自分で気づいてほしかったんだと思う。

私は、小林豊さんという人について、「芸能人」という仕事をメンバーいち理解している人だと思っている。

人に見られる仕事、人に支えられて成り立つ仕事、人との関わりが次につながる仕事。

だからこそ、ほんとは人見知りでも共演者の人にも積極的に声をかけるし、場の空気を読んで振る舞いを変えているんだと思う。

そして、人気投票の時だけ頑張るメンバーに対して、
「自分だけ勝てばいいの?みんなで勝つんじゃないの?」
といつもよりずっと落ち着いた、でも怒りが滲んだ声で訴えた彼。

意識の低さを叱る姿には、想像していた通り、人一倍真剣に芸能活動をやっている人なんだと感じたけど、「みんなで勝つ」という言葉には、私が想像していたよりずっと「グループ」を大切にしている人なんだと思った。

番組の都合上「みんなで頑張ろうね」って締める以外ないけれど、あのとき「最低だ」と言った25歳の小林くんの気持ちはモヤモヤしたままだったんじゃないかと勘ぐってしまった。
あの時間だけで変われないもんなあ、とか私がモヤモヤしてしまっている。

でも、この回を見て、やっぱり小林さんのファンになれてよかったなと思った。

弱い自分と戦ってきた彼。
負けず嫌いを原動力に夢を叶えてきた彼。
見られることへの意識が高くていつだって最高でいてくれる彼。

これからの夢を叶える姿を見ていたいし、夢を叶えるお手伝いがしたい。

満員のナゴヤドームの景色、ステージから見せたいなあ。

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