リジェネロン まとめ

1988年に設立されたバイオテクノロジー企業。ニューヨーク州に本社を構えている。
直近では、新型コロナウイルスの抗体カクテル治療薬の開発を行っており欧州連合(EU)と約5万5000回分購入する契約を結んだ。この抗体カクテルだが、モノクローナル抗体という技術を用いており、今までの治療と何が違うのか素人ながら簡単にまとめると、今までは免疫不全の人々をウイルスから守る手段は免疫グロブリン静注療法」(健康なドナーの血漿に含まれる免疫グロブリンを患者に投与することで、広い範囲の感染症に対する抗体を付与する治療法)しかなかったが、免疫グロブリン製剤の供給量は限られている上、高価で、効果は3週間しか続かず、特定のウイルスに対する効果は保証されていない。一方でモノクローナル抗体は特定のウイルスを中和できる。まずは回復した人の血液から幅広い種類の抗体を抽出し、動物を使って最適な抗体を選び出し、その抗体だけを産生するクローン細胞を作り、大量に培養しなければならない。現状では、がんや自己免疫疾患の治療に使われているモノクローナル抗体は高額であるために金銭的な理由で使用を避けるひとが多いとのこと。しかし、これは新技術が普及する場面ではよくあることなので、むしろこれからの価格低下があることを見越せば治療法が普及することは確実なのではないだろうか。

□eps成長率
下のグラフは3期分の成長率を示しているが、調べたところ8期連続で成長率が増加していました。特に直近の成長率は50%近い値となっており魅力的な

値となっています。

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□売り上げ成長率

売り上げ成長率も当方の調べた限り3年以上前年同期比が+になっています。これまた、直近の成長率は40%と高い値となっています。

sales無題

また、パイプラインも豊富に所有しており、調べた限りでは、phase3のパイプラインが8種あるようです。専門外なのでこれ以上言及しませんが、今話題のクリスパーキャス9を用いた?研究にも尽力しているようです。詳しくはregeneronのHPをご覧ください。



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