【BPLS3 第1試合】他機種勢からの挑戦者、憧れの舞台で華々しいデビューを飾る
2023年7月12日、BEMANI PRO LEAGUE Season3 beatmania IIDXが開幕した。前シーズンから引き続き8チーム32名のプロ選手達による激アツな闘いが今幕を開ける。
今シーズンからは2リーグ制を採用し、レギュラーステージはBリーグとWリーグに分かれ12試合×2を行い、各リーグ1位がセミファイナルに進出、2位、3位はクォーターファイナルに進出する。
各リーグに所属するチームは以下の通り。
Bリーグ
・APINA VRAMeS
・GiGO
・SuperNova Tohoku
・TAITO STATION Tradz
Wリーグ
・GAME PANIC
・SILK HAT
・ROUND1
・レジャーランド
そして記念すべき第1試合はGiGOとAPINA VRAMeSの対戦。チームカラーが"青"同士の対決であり、GiGOは前シーズンに引き続き開幕戦を担当する。
本試合私が注目した選手はAPINA VRAMeSのCHP*1E(ちゃっぴー)選手。彼はSeason 3から参戦した選手で、KAC DrumMania部門ではファイナリストとして出場経験もある公式大会経験豊富な選手である。そんな彼はBPLS3公式HPのプロフィールページのBPLにかける思いでこの様に書いている。
そして今日に至るまで急成長を遂げ、今プロ選手としてこの舞台に立った。しかも開幕戦の先鋒戦を務めるという、1番大事な所での出場である。
記念すべき第1試合の先鋒戦、それぞれの選曲は
今シーズンから版権曲が選曲可能になり、IIDX EDITIONといったアレンジは勿論のこと、シル・ヴ・プレジデントといった原曲収録の楽曲も選曲可能になった。CHP*1E選手の選曲はまさかの『俺ら東京さ行ぐだ』である。
一方のCYBERX選手は『250bpm』を選曲。こちらはBPM250と速いスピードの中で鍵盤を叩きながら皿を連続で回す必要のあるトリッキーな譜面となっている。
1曲目はCYBERX選手選曲の『250bpm』は両者均衡した闘いをしていたが、CYBERX選手が終盤で精度を保ち見事勝利。BPL経験者の実力の差を見せつける形となった。
続く2曲目はCHP*1E選手の『俺ら東京さ行ぐだ』は1曲目同様均衡した闘いで終盤まで差がつかない状況に。
しかし終盤、最後の減速でCHP*1E選手が落ちついた鍵盤捌きで…
一気に点差を開き、華々しい勝利を飾る事が出来た。
惜しくも2タテはならなかったものの、この勝利が後の試合への自信へ繋がると信じたい。TATSU選手やPEACE選手等、beatmania IIDX以外の音ゲーをメインとする選手がこのBPLには多く参戦しており、それぞれが目覚ましい程の活躍を見せている。CHP*1E選手もその1人として、このBPLの舞台で成長するか注目である。