【BPLS3 SDVX 第17試合 感想】GiGOがROUND1を下し2勝目達成!DPEが大将戦TSUMAMIで2タテする快挙!
BEMANI PRO LEAGUE Season 3 SOUND VOLTEX第17試合、レギュラーシーズン終盤に入り、SF進出争いが激化する中、まだ1勝しかしていない両チーム。ここで勝利すればSF進出へ僅かではありますが希望を繋げることが出来ます。この試合の注目ポイントは大将戦テーマTSUMAMIでこのテーマを得意とするDPE選手とBOLL選手の選曲に注目です。
先鋒戦:メガミックスバトル --H.R.-- VS REIK
メガミックスバトルでは容赦ない選曲と高い防御力で安定した強さを見せる--H.R.--選手に対し、REIK選手はレジャーランド戦の大将戦で投げたGhost Triggerを含め本気の選曲で挑んできました。序盤は--H.R.--選手が僅かにリードする中、5ターン目REIK選手の選曲でREIK選手はEG Lv3が溜まっているにも関わらずここでは使用せず。7ターン目でようやく使用し--H.R.--選手に大差をつけ確実にポイントを獲得することに成功しました。その後はシーソーゲームが続きラストターン16-17でREIK選手がリードしている状況で--H.R.--選手が自選曲アウトロで逆転に成功。18-17で--H.R.--選手が勝利しました。
中堅戦:タッグバトル ONE-HAND SIRON.&DPE VS XD*POTE.&REIK
SIRON.&DPE選手:プラネタジャーニー
XD*POTE.選手:♰:OLPHEUX:♰ → The star in eclipse
中堅戦1曲目のプラネタジャーニーはS2でも投げた曲。片手処理のみならず跳ねたリズムをしっかりと対処できるかも重要になります。前半は落ち着いた配置で両チーム点差が動かない試合展開となりましたが、後半配置が難しくなるにつれてGiGOが大きくリード。最後はDPE選手が1位、SIRON.選手が2位のワンツーフィニッシュでGiGOが勝利しました。
2曲目のThe star in eclipseはGiGOのアドバイザーであるしーけー氏の楽曲。実はONE-HANDの課題曲数百曲の内、しーけー氏の曲が2曲あり、ストラテジーカードを投げた結果まさかその2曲の中の1曲を引き当ててしまい崩れ落ちたとSIRON.選手が語っていました。こちらは難しい配置はあまりなく精度勝負になりやすい曲となっており、1つのミスがかなり響く譜面となっています。前半GiGOが安定感を見せていましたが、後半SIRON.選手が大きく崩れROUND1が逆転。途中から精度を上げROUND1との点差を詰めていきますが間に合わずROUND1が逃げ切る形で勝利しました。因みにDPE選手がMAX-1とS-PUC寸前の精度をプレーしていました。
大将戦 シングルバトル TSUMAMI DPE VS BOLL
DPE選手:SLEEPWALKER → 最小三倍完全数
BOLL選手:Scat Jazz Dance
新曲:Inevitable Magic / Alkome
大将戦1曲目の最小三倍完全数は終始ツマミと局所的に鍵盤が降ってくる譜面となっています。最初の難所であるFXと縦連地帯でBOLL選手が少し外してしまい、これが決定打となってしまったか終始DPE選手が安定感を保ち勝利しました。
2曲目のScat Jazz DanceはS2のオリジナル楽曲コンテストで採用された楽曲の一つ。初登場時は他では見られないようなツマミ配置で多くの視聴者を驚かせていました。こちらも終始ツマミと時々降ってくる鍵盤を叩かせる譜面。こちらも序盤からDPE選手が僅かならがリード。しかし終盤でBOLL選手がツマミを外してしまいDPE選手が30点以上リードしそのままDPE選手が2タテを達成しました。
新曲のInevitable Magicはこれまで登場したTSUMAMI新曲とは異なって完全に純粋なTSUMAMI主体の譜面。所々で細かく刻んだようなツマミ配置で驚かされました。この新曲は終始シーソーゲームが続きましたが後半でBOLL選手が持ち前のツマミ力でDPE選手との点差を離し、ラストで3点差までに迫るもなんとか逃げ切りBOLL選手が勝利しました。
試合結果
結果は8-4で、GiGOが勝利しました。
GiGOはDPE選手が大将戦でTSUMAMI譜面を得意とするBOLL選手から自他選曲を勝ち取る快挙を成し遂げ2勝目を獲得。ストラテジーも跳ね返すDPE選手の強さが垣間見えた試合でした。
ROUND1は大将戦でのミスが大きく響き2タテを許してしまい、2試合残っていても、もう1度も敗北が許されない状況となりました。一応引き分けでもまだチャンスは残されていますが、いずれにせよ残りの2試合全て勝利しないとSF進出も厳しくなってくるでしょう。