諧謔日記その56:7月のよてい(事後報告)

白石の今月の人前で演奏する機会をご紹介いたしますけどもうぜんぶ終わりました!!!!馬鹿野郎かよ。

・7月19日(金)シセサトリオ@大泉学園inF
 アコーディオン笹川ピアノ白石コントラバス瀬戸の3人でシセサトリオです。らいし、と、さがわでシセサらしいッス。
国や年代やジャンルにこだわらず3人の好きな曲を持ち寄って演奏しようっていうコンセプトで始まったトリオで、レパートリーもまだそんなにないからジャズのスタンダードなんかもやっていたのですが、今回からジャズスタンダードはなくなり、クラシックや歌謡曲のアレンジとオリジナル曲メインになりました。まぁジャズスタンダードもちゃんとアレンジ書いてたけれども。
 今回特筆すべきなのは笹川が2曲歌ったことでしょうか。彼女、すこし前に彼女のアコーディオンの師匠らがやるライブの前座をソロで任されていて、そのなかで弾き語りをやっていたんですよ。「人前でやるのは初めて」とか言いつつも、そうは見えないほど堂々としていてカッコよかった。それならおれたち伴奏するからトリオでも好きな曲歌いなよ!ということでさっそく実現した形でした。歌ったのは西田佐知子の「くれないホテル」とEPOの「いとしなみだ」でした。どちらもぼくが紹介した曲で、伴奏できて嬉しかった。どちらもほんとうに大好きな曲なのでね。
 そして今回はシンガーソングライターの詩央里が見に来てくれたので、急遽1曲歌ってもらうことにしました。ほんとに事前の打ち合わせもなしにお願いしたので、詩央里はめちゃくちゃラフな格好だしワイン飲んでるしで力抜けてて面白かったね。演奏したのは渡部かをり作詞白石なる作曲の「景色」でした。これはねー、ぼくの恩師でテノール歌手の本田武久先生が亡くなったあと、彼の愛唱歌だった日本歌曲たちからインスピレーションを得て力を抜いて作った曲で、出来が良かったので渡部かをりに作詞をお願いして完成した曲なんです。たいせつに演奏していきたい自作曲のひとつです。
あとは我々が初めて3人揃ったときから演奏しているドビュッシーやサティのアレンジなんかもやったのですが、笹川がMCで「フランスよりイギリスのほうが好きかもしんない」とか言い出すのでびっくりしたし、今度はホルストでもアレンジ書いたろか?とおもったよ☆彡
 シセサトリオ次回のライブは12月6日(金)の夜に神楽坂U-maにて開催となります。そしてその翌日12月7日(土)は横浜ミントホールで開催される詩央里のワンマンライブで我々トリオとドラム小林真也の4人で伴奏をします。ぜひみにきてね!

・7月20日(土)オワリズム弁慶@渋谷クラブエイジア
 20人くらいいるお祭り騒ぎロックバンドのオワリズム弁慶ですが、この日は久々のデカ箱っつうことでなんか色々根回ししまして結果どういうわけか30人くらいの大編成になりました。「動く観光地」という異名に恥じない見栄えでしたね。
 (オワリズム弁慶はあまりライブの演出や合奏の稽古などの内部的な制作のことを外向けに語ることがないのですが、)ひとが増えるに際して今回ぼくはけっこう色々な準備をしました。もちろんぼくひとりでやったことではないのですが。初参加のひとのために譜面を書いたり、曲の部分的なアレンジを見たり、曲の繋ぎを考えたり。お客様に楽しんでもらうためというのはもちろん、それよりもまずは参加するひとが演奏を楽しめるように、ジブンのやるべきことを考えて演奏できるように、参加者ひとりひとりの顔を思い浮かべながらの制作でした。苦労の甲斐あって手応えある舞台ができたように思います。
 オ弁慶はオープンなバンドです。楽器や歌や踊りに限らず人前で見せたい何かがあればわりと誰でも加入できます。マジックとかヨーヨーみたいな曲芸なんかめちゃくちゃ合うとおもうんだよな~。興味あるひとはぜひライブを見て舞台に立つジブンを想像してみたください。ご連絡お待ちしております。

 以上でやんす。ご来場くださった皆様、ほんとうにありがとうございました。
 来月はナルトリオのワンマンライブでピアノを弾いて惑星アブノーマルのワンマンライブでピアノを弾いてKerryさんのワンマンライブでピアノを弾きます。どれもアレンジなども担当しているため忙しくなりそ~。がんばるぞ。
 今回はここまで。



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