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写真を撮りはじめてわかったこと
音楽、主にライブ活動をやっていて思うのは、とにかくアウトプットまでに時間がかかるということ。
曲を選んで演奏の練習して、6ヶ月くらい、最短でも2-3ヶ月くらいかけて、ライブ当日を迎える。それまでは、受け手に伝えるということができない。
その点、写真撮る人っていいなと思っていた。写真撮って、例えばネットにあげるだけ。それだけで受け手に届いちゃう。なんて、お手軽な表現手段なんだろうと。
ところが、やってみたら全然違うことがわかった。
いい構図の写真を撮るためには時間がかかる。
例えばこの絵に、このあたりに太陽が沈んで来たら最高。と思ったら、夕日がやってくるまで静かに待つ。
そして、いいタイミングが来たら、写真を撮りまくる。
うちに帰って、撮った写真のなかからこれはと思うものを選び出す。
その後、僕はまだあまりやり方わかってないんだけど、明暗を調整したり、レタッチしたりして、もっと高度な人はエフェクトかけたりするんだろうな。そうやって丹念に作品に仕上げていく。
写真は切り取るのが一瞬なだけで、その一瞬を切り取るために膨大な時間をかけているのだ。
絵を描くのにも時間がかかるし、音楽も時間がかかる。そして写真も。
創作活動とは、こうやって時間をかけるということなのかもしれない。
こうやって丹念にかけた時間が、創作のパワーとなって受け手に伝わっていく。
何をやるときにも、僕も、丹念に丹念に、時間をかけてやっていきたい。
P.S
上の写真は、たまたま撮ったものを選んで貼っただけ。丹念さがまだ、足りない。。。