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茶源郷にて新茶を味わう。
自宅から愛車コペ吉でちょっとしたドライブ。山間の細い道をぐんぐんと奥へ奥へと進む。
こんなところに本当に町があるの?と思ってしまうくらい、奥へ奥へ。
突然ぱあっと視界が開けると、見渡す限りが茶畑。茶源郷の緑が飛び込んでくる。
ここは京都府和束町。
あまり知られていないかもしれないが、宇治茶の3割程度はここ和束の茶畑から出荷されているらしい。
5月に、今年の新茶が出たと連絡をもらっていたんだけど、なかなか天気に恵まれないまま気がつけば6月になってしまっていた。
新緑の季節は普通の山でも緑が美しい。しかし、茶源郷の茶畑の緑には遠く及ばない。
空の青と、茶畑の緑。ここは、現実世界ではないのではないかとさえ思ってしまう。
ひとしきり景色を堪能し、写真を撮り終え、いよいよ新茶を味わう。
いつもお世話になっている、d:matcha kyotoさんへ。
ティラミスと新茶のセットをいただく。
新茶は味の好みによって、店員さんが選んでくれる。僕は甘めの味が好きなので、「おくみどり」にしていただいた。最初の一杯に加えて、二番煎じ、三番煎じまで入れていただける。
一番煎じは60度くらいのぬるめ。甘みをしっかりと感じることができる。二番煎じ、三番煎じと少しずつ温度を上げて入れていただくと、だんだんと渋みと深みのある味へと変化する。
実はこのお茶。出した後の茶葉をポン酢とあえると食べることができるのだ!これがまた、甘さの奥にお茶の渋味を感じられて、たまらなくおいしい。
ティラミスも味を選べるんだけど、僕はまっさきに一番人気の抹茶を選択。濃い抹茶とその下にあるアイスの冷たさと甘みが絶妙のハーモニーを奏でるではないか!!うーん、大満足!
空の青と茶畑の緑、さんさんと降り注ぐ太陽に心地よい風。そして新茶とティラミスの味。五感すべてで幸せを感じる。
茶源郷。
一度行くと、何度でも行きたくなる。