両親に向けて、家族の日常を伝えるラジオ番組を作った結果。
先日のnoteで投稿したとおり、#noteフェス に参加してからPodcastデビューした僕。
ちなみに、第2回も放送中〜!
この、「週末音楽倶楽部 the radio」、略して「週音ラジオ」を始める前に、実は僕の両親に向けて、家族の日常を伝えるラジオ番組を作った。
これはこれでけっこう面白いので、週音ラジオを収録する傍ら、配信を続けている。
ではなぜ家族向けのラジオを作ろうと思ったのかと、作ったことでよかったことを紹介したい。
家族向けラジオを作った理由①:Podcastの練習になる
#noteフェス に参加してから、Podcastを配信しようと決意したわけだけど、うまく収録できるのかどうかという不安があった。
どんなマイクを使ったらいいか、音量はどれくらいがいいか?BGMとのバランスは?など、気になることがいっぱい。
いきなりクオリティの低い音源を世界にさらすのもちょっとはばかられるなあと思ったんだけど、家族限定なら多少クオリティが低くても問題ないし、実験だという言い訳をすればなんのお咎めを受けることもない。
家族向けラジオを作った理由②:恥ずかしくない
まあなんと言っても、リスナーが両親、せいぜい家族までなので、全然恥ずかしくない。
なにしろ、普段からしゃべっている相手に、普通にしゃべっているのと同じトーンで録音するだけでいい。
なので、収録に対する気負いが全くない。
家族向けラジオを作った理由③:コロナによるコミュニケーション不足解消
やっぱりそう。コロナの影響は絶対ある。
緊急事態宣言が明けたし、僕の自宅と実家はそう遠くはないので帰省を再開しても問題はないわけだけど、やはりコロナ以前のように気軽に高齢の両親に会いに行くというのはちょっとむずかしい。
会いに行けたとしても、まあ45歳のオッサンと高齢の両親となると、そうそう会話は弾まない。思いを伝えることも、面と向かってだとなかなか言いにくい。
それは電話でも一緒。
FaceTimeをつないで、オンライン夕食パーティも何回かやったけど、部屋は片付けないといけないし、服はちゃんとしないといけないし、妻は化粧なども、となかなかやることにハードルが高い。
その点ラジオなら、さっと録音して音声を送るだけなので、マイクとPCさえあれば簡単にできちゃう。
また、単に話すだけじゃなく、DJっぽくしゃべることで、慣れてきたら普通にしゃべるよりもちゃんと家族に起きたことを話せるようになる。自分のトークやプレゼンの練習にもなっちゃう。
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こんな感じで週イチで放送を始めて3回。
やってみてよかったこともあった。というか、よかったことしかない!
ラジオを始めてよかったこと①:収録・配信のスキル・ノウハウが身についた。
家族向けラジオは、Gragebandで声を収録して、BGMの音量調整をやって、タイトルコールを挿入したりするのをすべて手動で自分でやっている。
作った音声とタイトル画像をiMovieで合成し、YouTubeに貼り付けて、リンクをLINEで両親に送るというかなり手作り感あるやり方。
後は収録に適したマイクの選定なんかもいろいろ試してみたり。
ちなみに、週音ラジオは録音アプリを使って音声を収録し、それをAnchorに取り込んで、BGMとSpotifyの音源を貼って配信している。
こうやって、Garagebandで1から収録する方法、Anchorで手軽にパパっと収録する方法などのノウハウ・スキルが確実に溜まってきた。
やってみないとわからないことが多々あったので、2つの方法でいろいろ試すことができたのはよかった。
ラジオを始めてよかったこと②:トークの技術が上がった。
まあ、トークうまい人なんていっぱいいるから、僕の技術なんてまだ全然なんだけど、週音ラジオのクオリティに持ってくるだけでもけっこうマシになっている。
最初は全然だったから。会話につまってばかりで、録り直し、録り直しの連続、、、。
でも、こうやって家族向けラジオで練習することで、今では言いたいことを簡単に整理しておけば、それなりにつまらずに収録できるようになった。
もちろん、つまったり噛んだりは当たり前にあるけど、まあそこはラジオなりPodcastなので、あまり気にせず、編集もせずにそのままアップしている(笑)。
ラジオを始めてよかったこと③:両親も我が家も会話が増えた。
両親からすると、毎週ラジオの音源が送られてくるので、その週子供や孫たちの日常を知ることができるわけで、そりゃまあ大喜びなわけですよ!
ラジオの収録内容をネタに、夫婦の会話も増えているらしい。
聞いたら毎回LINEで返事が返ってくるんだけど、そのはしゃぎっぷりったらまあ、すごいもんです。孫の話ってそんなに嬉しいのかな?ほんと、驚く。
そしてLINEの返事を翌週の放送で紹介するというインタラクションも入れているので、さらに楽しいみたい。
それから、これは全然想定外のよかったことなんだけど、我が家の家族も会話が増えたんだなぁ。
配信したら妻や子どもたちにもリンク送っているんだけど、放送を聞いた妻やこどもたちが、「番組のタイトルは○○にしたほうがわかりやすい。」「放送の最初は、○○がお送りします。最後は、お相手は○○でした。ってするのが作法。」とか指摘してくれたり、「タイトルコールは家族全員でやろう!」ということになって、みんなでタイトルコールの発声練習してスマホに向かってせーので収録したりと、ラジオを収録・配信するというだけでこんなにいろいろな話題提供になるのかと驚いた。
ラジオ放送を始めてみて、収録・配信のスキル・ノウハウはつくわ、親孝行になるわ、会話が増えるわ、アフターコロナのコミュニケーション不足解消にはなるわ、なによりも楽しいのでいくらでも続けられそうだわ、もういいことしかない!
もしもちょっとでも興味を持たれた方は、ぜひ一度、一回こっきりでもいいのでやってみてはいかが?喜ばれること、ハマること間違いなし!!だと思う。