弁護士に依頼する前に初めて読むnote
こんにちは。なるせです。
みなさんの人生の中で、弁護士に何かを依頼することはあまりないと思います。
ただ、みなさんが、ご自身の人生の中で、弁護士に何かを依頼したいと思った際に、「こういう点に気をつけた方がいい」ということを、今日は書いていきたいと思います。
2分くらいで読めるので、相談にいく前に目を通してみてください。
1 そもそも弁護士の仕事って?
まず、本題に入る前に、
「そもそも弁護士の仕事って何?」
ということをざっくり書きたいと思います。
弁護士は、ずばり、「みなさんに代理して法律事務を行うことが国に許された専門家」です。
(詳しくはこちら)
「離婚の裁判」をみなさんの代理人として行ったり、
「金融機関との交渉」をみなさんの代理人として行ったりします。
法や倫理に触れない限り、基本的にどういうものについても代理することができます。
みなさんも、弁護士に相談にいく際は、
「私に代わって、裁判に出て、対応して欲しい」
「私に代わって、金融機関と交渉して欲しい」
など、基本的に代理してもらうことを考えていると思います。
(契約書チェックや、刑事裁判などは除きます)
以下では、弁護士に代理手続きを頼むときに、どういう点に気をつければいいのか、個人的な見解を書いていきたいと思います。
2 気をつけるべきポイント
(1) 話を真剣に聞いてくれるか
まずは、あなたの話を真剣に聞いてくれるかが重要だと思っています。
当然といえば当然の話ですけれど、
・弁護士が話を聞かず、事務員に丸投げしている
・話を遮って、弁護士が一方的に話し続ける
など、あなたの話を真剣に聞いてくれない弁護士には、依頼をしない方がいいと考えます。
(2) 弁護士費用が明確かどうか、説明があるか。
次に重要なのが、弁護士費用が明確かどうかです。また、弁護士費用についての説明があるかです。
弁護士費用は、主に着手金と成功報酬に分かれますが、
成功報酬がどのような場合に発生するかや、どこまでの実費を負担しなければならないか、途中で解約した場合にどこまでの金額が戻ってくるかについては、非常に重要な点であると考えます。
ここの説明を曖昧にする弁護士は、あなたからぼったくろうという考えを持っている可能性もあります。
(そんな考えの弁護士さんは普通はいませんが)
そのため、弁護士費用が明確か、その説明があるかはちゃんと確認しましょう。
(3)不利な見通しについても話してくれる
続いて重要なのは、「事件の見通しについて話してくれるか」です。
特に、不利な結果になる可能性についても説明してくれる先生に依頼すべきと考えます。
面談の時間内に検討が終わらない場合でも、面談後に電話やメールなどで見通しを説明してくれる方がいいのかなと思っています。
事件が進んでいった段階で、いきなり不利な見通しを伝えられてしまったら
「先に言ってよ!」
と思って、信頼関係にも響きますからね。
以上、私が思う、弁護士に代理手続きを頼むときに、気をつけたほうがいいと思う事項でした。
ご参考までに。