電車に揺られながら振り返る8月
こんにちは、お疲れ様です。
昨日から仕事で福島に来ていて、
今、水戸までぐっすり寝ていた
帰りの電車の中からお送りしています。
恒例の月1長ったらしいnoteです。
写真のこと
最近、こんな写真をよく撮っています
今まで撮ってきたようなのとはまたちょっと違うなぁとも自分でも思いますが、でもこんなのも昔の自分は好きだったよなぁというような感じの写真です。
とある方の展示を見たのがきっかけ。
その方の写真は、
人の目に晒すことを前提とした写真ではなく、
もっともっと身近にあるものだったり、
ただ視界に留まって、いいなぁとか
綺麗だなぁとか思わずとも
自分の生活を等身大に、素直に記録した写真。
いいなぁと思い、以前まで使っていたxpro2を持ち出して撮っていました。
正直なところ、最近自分が撮って
現像していた写真を見返すと、
見映えはするかもしれないけれど、
それ以上の感動とかないなぁというふうに
感じていました。
そこで件の展示を見る機会がありました。
その方は、膨大な数の「私的な写真」を
1冊のアルバムに纏めていたのですが、
それが凄く良かったんですね。
その写真たちはまるでその人そのもので、
1冊の本を読んだような、
1本の映画を見たような、
読み終えたときの感覚はそれと似ていました。
やっていることは完全に二番煎じですが、
写真って元々は「記録」という
役割を持って生まれてきたもので、
その本質的な部分と「私的な写真」
というのは相性もいいのかもしれません。
外面を気にして撮っている写真とは違い、
ある意味自分の生活、内面をさらけ出すような
写真でもあるので、外に出すのは
ちょっと恥ずかしい気もしますが、
それがある意味純度の高い自分の表現に
なるのかもしれません。
このスタンスの記録写真撮影の行先は
全く分かりませんが、というか
続けようと思えばずっと続けられるものなので、
写真を撮るのを辞めるまで
終わりというのがありませんが、
とりあえず続けてみようかなと思います。
これまでの、まず綺麗なものを見つけて
撮るというスタイルから、
まずそこにあるものを撮ることで、
圧倒的に撮る量は増えます。
そんな積み重ねがいいものをいつか
生んでくれるような気もするので。
人とのこと
8月もなんだかんだ色んな人を撮らせてもらいました。
ご協力頂いた方々、ありがとうございました。
今月は夏休みの課題制作というのもあり、
ちょっとだけちゃんとした作品撮りみたいな
こともしました。
快く協力してくださった偉大なる先輩に、
心から感謝申し上げます。
それから、今月は初めてカップルを撮ったり、
今年度で卒業する女子高生が
海で遊んでいるところの撮影を頼まれたりなど、
ジャンルとして初のような撮影もありました。
どちらも、
その人たちがその人たちの時間を
過ごしている所を撮るという、
人を撮るには撮るけど
ポートレートとはまた違った撮影で、
なかなか難しいなという感じでした。
でも自分がそれを撮ることで、
その人たちの思い出の1ページとして
自分の写真が残るというのは、
写真を撮る人冥利に尽きるのではないかなぁとも
感じました。
家族同士とか恋人同士とか、友達同士とか、
ただ1人の人を撮るのももちろん面白いですが、人と人の関係性を撮るのも
なかなか楽しいものかもしれません。
ちょうど先日、
大学の写真部で仲の良かった友達から、
地元の同級生と結婚するという報告を貰い、
結婚式は迷っているけど、
2人でいるところを
自分に撮って欲しいということを
言っていただけて、
それだけでも嬉しかったです。
個人的な、自分のための写真を撮るのも
もちろんいいけれど、
人が喜んでくれる、人のための写真、
もっともっと撮ってみたいなぁと思いました。
そういうのも募集してみようかしら。
電車に揺られてまだまだ眠いのでこの辺で終わります。
今柏なので家まであと1時間くらいかな。
p.s.
先日ひょんなことから、
APA(日本広告写真家協会)副会長の
高井哲郎さんのスタジオにお邪魔し、
愉快な仲間たちと楽しい撮影をしてきました。
最近は写真を通して
色んな人との繋がりが増えたり、深まったりと、
いい人生送らせてもらってるなぁと感じます。
写真に感謝です。
上の写真はその時に来ていた人が持ってきた
イチジクです。
なかなか買うこともないし、
丁度いい光があったので2人でひたすら
ああでもないこうでもないと
こねこねしながら撮っていました。
楽しい。
あと久々に展示をしたいな、
と色々な人の展示に遊びに行って思います。
誰か合同展誘ってください笑
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