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梅雨は来るんですか

こんにちは、成瀬です。

今日は久々に思いっきり寝てやろうと、
目覚ましをひとつもセットせずに
朝ゆっくり寝ていました。
かなり贅沢ですねあれ、、

最近の写真のこと


前回のnoteを書いたあとに、
新しいカメラを購入してしまいました。

Fujifilm GFX50S Ⅱ

中判デジタル、遂に手を出してしまいました。
無骨でかっこいいですね…(オーナー馬鹿)。

CanonのR5と迷っていましたが、
今までも富士フイルムのカメラを
使っていたことと、
中古ならそんなに値段が変わらないこと
(なんならこっちの方が安い)、
あとはロマンで選びました。

まだ1ヶ月も使っていませんが、
結果としては大正解だったように思います。

AFも連写も早いカメラでは無いけれど
(AFレンズ持ってない人)、
ハッとするような写りには感動ものです。
あとはシャッターフィーリングですね。
コトンとシャッター幕が落ちているのが
しっかりと手に伝わってくるカメラで、
1枚1枚、撮っているなぁという実感が湧きます。

もちろん最新の高性能なカメラは良いんですが、
どこかカメラに撮らされている、
あるいは「カメラが」撮っているような
感じがしてしまって、
やはり多少の手間がかかったり、
マニュアル感のあるカメラの方が
自分で写真を撮っている感じがして好きです。
露出の設定をしながら、
落ち着いて被写体に向き合えますしね。

紫陽花の季節ですね

このでかいカメラでスナップもしていますが、
どうせ中判使うなら人でしょ!という
ようわからん偏見(動きもの撮るカメラじゃないから…)で、
最近はポツポツ人も撮らせていただいてます。
暑い中ご協力頂いてる方々に感謝です。

最近撮らせていただいた写真↓↓↓

やっぱり花が好きな人間なので、
花を使って人を撮りたかった

そうそう
今まで使っていたpro2にはなかった
フィルムシミュレーション、
クラシックネガがめちゃめちゃ自分の好みで。
最近の写真はほとんどこれをベースに
raw現像しています。

パッと明るく、可愛い感じのポートレートも
いいですが
自分は雰囲気の重たい感じの方が
作風としては好きですね。
もし自分のこのポートレートを見て、
少しでもいいなと思ってくださった方が
いましたら、
花岡春菜さんという写真家さんの写真
おすすめです。

これからも沢山撮っていこうと思います。

最近読んだ本

6月に読んだ本
恒川光太郎『夜市』
島本理生『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』

『夜市』
『夜市』は、書店であらすじを読んで
即買いしました。
というのも、
自分の好きな漫画である『鋼の錬金術師』に
ちょっと共通するような感じだったんです。

以下あらすじ原文ママ
(文庫本裏面の記載なので、ネタバレは無いです)

妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。
小学生の時に余市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び余市を訪れたー。

一応ジャンルとしてはホラーでして、
普段ほとんど読まないんですが、
ハガレン好きとしては気になってしまいました。
ハガレン好きな人は
もしかしたら分かってくれるはず。

感想としては、ホラーではあるけど
そこまで恐ろしいというものではありません。
空気感としては比較的暖かめの場面も多く、
ホラーエッセンスのある非日常冒険譚
のような感じでした。

都市伝説とか妖怪とか、民俗学とか、
そういうのが好きな人にはいいかもしれません。
個人的には同時収録されているもう1つのお話も都市伝説好きの心をくすぐってくるような
お話で、ワクワクしながら
最後まで読み進められました。


『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』

こちらは島本理生さんの小説です。
島本さんの小説は何冊か読みましたが、
こちらも凄くよかったです。
恋愛を主題としたものが多く、
胸を締め付けられますが、、、。

ある2人の男女を主軸に、彼らの1年くらい?を
少しずつ書いています。
若者の青春満載小説ではなく、
大人の静かな恋愛模様を書いたものです。

2人の間には1つ大きな問題があり、
その所為でなかなか迂闊に近づけません。
それでもお互いに1人1人の人間として
向き合いながら、前を向いていこうとする姿に
心を打たれます。

あと題にフォークとあるように、
食事のシーンが多く登場します。
大切な人と食事をすることの良さを、
読んでいて凄く感じさせられる気がします。

主軸の周りの人々のエピソードも
所々に挟まっており、
それぞれ思いや悩みを抱え、もがきながらも
道を拓いて行こうとするそれぞれの姿から
ささやかな希望を与えて貰える、
そんな本だなと思います。

島本理生さんの小説では、
『ナラタージュ』が有名でしょうか。
かれこれ7年前くらいに1度読んだのですが、
今回の本を読んでもう1度読みたくなり、
読み終わってすぐブックオフへ行きました。
今読み進めているので、
多分来月のnoteで感想など書くと思います。

生活のこと

昨年11月からやっていた物撮りのバイトを
今月で辞めました。
今は有給消化ということで悠々と(?)
過ごしています。

同時に、派遣制のカメラアシスタントの
仕事を始めたので、
時々現場に入るようになりました。
まだまだ未熟ですが、見ているだけでも
沢山のことを学べそうな環境なので、
積極的にやりたいですね。

そろそろ何かまた探さないとなぁと思っていて、
写真に関わらなくとも、色んな人と関わることの
出来そうな仕事がいいなぁなんて思っています。
日中に学校とか撮影とかがあるので、
夜にバーでなんて楽しそうだなぁとか、、、。

貧乏学生真っ只中ですが、
まあ日々なんとか楽しくやっております。
ひたすら写真のことに取り組め、
学び合い高め合える仲間が居て。
応援してくれている家族への感謝を忘れず
もっともっと精進します。
有難いことにこれまでの人との繋がりから
撮影の依頼もぽつぽつ頂けているので、
新しいカメラも
もっと使いこなせなくてはいけません。
忙しさに打ち勝つため、
ご飯いっぱい食べてよく休んでを忘れないよう。


梅雨もようやく来るのかな…?
くらいの感じの天気になってきてますが、
みなさんくれぐれも体調には
気をつけて生きていきましょう。
クラスの人たちも結構風邪を引いてたり、
体調を崩したり、なんなら
コロナが流行っているみたいですしね。

雨の日は雨の日で撮りたいような
写真もあるから、
そろそろちゃんと来てくれていいんですよ梅雨。
紫陽花も枯れちゃうしね、


ではこの辺で。

成瀬



P.S.
昨日、学校の友達と花火をしました。
ただ風が結構強かったので、途中からはほとんど
友達をモデルに撮影会になってました。
久々にやったけど楽しかったです。
天気の穏やかな時にまたやれるといいな。


   

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