マイスモールランド

ここに居たいと願うことは罪ですか?


 「マイスモールランド」を上田映劇で鑑賞しました。
オフィシャルウェブ :映画『マイスモールランド』オフィシャルサイト 2022年5/6(金)全国公開 (mysmallland.jp)
AOI Pro :川和⽥恵真監督デビュー作「マイスモールランド」、予告映像&追加キャスト&主題歌発表! 5月6日より全国公開 | AOI Pro. Inc. (aoi-pro.com)
ツイッター :(1) 映画『マイスモールランド』公式(@mysmallland)さん / Twitter

 「クルド人」「難民申請」「入管法」、メディアで度々報道されています。難民認定率を国別に比較すると「イギリス 63%」「カナダ 62%」「日本 0.7%」。ドイツの認定率は26%ですが難民認定者数は約4万人でG7ではトップの数になります。日本の難民認定者数は74人。 (難民支援協会HP「難民認定数の各国比較(2021年)」より引用)
入管法を巡る状況は年々、悪化の一途をたどっています。難民認定率の低さに加え入管での人権を無視した対応など、耳にするだけで心が荒みます。

 新聞やテレビで伝えられることはどこか向こう側に感じることが多くあります。それが重要なニュースだとしても。友人や親しい人が当事者になると事象がぐっと身近になるものです。同じ問題はどこか遠い国で起こっていることと身近におこっていることは実は繋がっているんだよ、この映画ではこのことを自然な流れで表現されています。もちろんですが自分自身が当事者になってしまうと「身近」なだけでは済まないのですが。
 監督の川和田恵真さん、主演の嵐莉菜さんがとにかく素晴らしい。川和田監督はこの作品が商業長編映画のデビュー。脚本も担当されています。嵐さんは映画初出演で初主演。このお二人、何が素晴らしいかというと、それは劇場へ!


 冒頭の一文はチラシに記載されている一文です。


追記
上記の原稿は昨夜書きました。今朝、信濃毎日新聞を読むとクルド人が初めて難民に認定されたことについての社説かありました。希望の兆しになってほしいと思います。

〈社説〉クルド難民認定 鎖国の現状変える契機に|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト (shinmai.co.jp)

クルド人男性を難民認定 トルコ国籍は初、入管局 - 産経ニュース (sankei.com)

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