プロローグ
ぎゃぁぁぁぁぁ。
膝から崩れ落ちるわたし。
負けた。負けてしまった。
これで負債が1億……。
ライアーゲームに参加した私の結末。
この絶望的な状況、これからどうすればいいのか。
頭の中は真っ白だ。
1億という巨額の借金、一体どうやって……。
ふと、わたしの肩に手が置かれる。
白い手袋?
見上げると、
白い仮面、黒いスーツの男。
事務局の
少し笑ったような気が。
そして、無言で手を出してきた
その手にはあの……。
黒い封筒。
運命の黒い封筒が……。
「いかがです?次の大会でリベンジしませんか。」
「もうすぐ第14回LIARGAME IN SNSが始まりますよ。」
~もうすぐ募集開始~