【読書レビュー】恋に至る病
似ている。似ている。似ている! あの作品に。
【基本情報】
著者 斜線堂有紀さん(シャセンドウ ユキ)
ジャンル ミステリー
発行日 2020年3月25日
【魅力①タイトル】
何気なく立ち寄った本屋。
目につくタイトル。これは!!
似ている似ている似ている「殺戮にいたる病」に
「殺戮にいたる病」は我孫子武丸氏の作品。私が上半期ベスト2位に入れた衝撃の作品である。このタイトルを見たら、手に取るしかない。
手に取ったら、帯を見ないわけにはいかない。
【魅力②帯】
こうして私は帯に目を落とした。
なになに?
「僕の恋人は、150人以上を自殺に追いやった殺人犯でした。」
ラスト4行の衝撃。予測不可能などんでん返しに背筋が凍る!
どんでん返し、背筋を凍らせたい私は、ページをめくる。
【魅力③冒頭】
冒頭の2頁を立ち読みする。
「これは僕がいかにして化物を愛するようになったかの物語だ。」
……。
気が付けば、私は693円を支払い、「レジ袋はいりません」と言っていた。
【まとめ】
これだけ衝撃的な作品は、「殺戮にいたる病」以来かもしれない。
ラスト4行。
???
一瞬意味がわからなかった。早速解説サイトへ。
そこでようやく理解。
あぁぁぁぁぁ
背筋が凍るどんでん返しでした。
この著者は初読み。他にも面白そうな作品があるので、今後ブックオフなどに行ったときに探す候補にしてみよう。
「私が大好きな小説家を殺すまで」とか面白そう。