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【お薦め】どんでん返し作品ベスト3

【どんでん返しとは】

小説中のある1行や1段落を読むことで、これまでの状況が一変してしまうこと。小説ならではの方法。

【対象者】

どんでん返しがあると知った上で本を読みたい人。

【選考基準】

グロテスクな内容や性的描写のないものから選考。

【3位】

服部まゆみ著 この闇と光

どんでん返しの感想 
ほっほーー。

主人公は目の見えないお姫様。
国が滅ぼされ閉じ込められているのだ。
王様と庭でピクニックをしたり、隣の国の言葉を習ったり、夏目漱石の本を読んだり。
楽しく過ごしている。
しかし、ある時、この部屋を出ることになる。
その先に待ち受けていたのは……。
どんでん返しと言ったら真っ先に思いつく本。

【2位】

中山七里著 さよならドビュッシー

どんでん返しの感想 
えーーー

きれいなどんでん返し。
気付いたときはあーーってなった。この伏線があったらこの結末があるというのは、ミステリーではよくあること。でも全く気づかなかった。ミステリーと音楽が融合した良作。映画も見たが、小説の抜粋。やはり小説で読むのがおすすめ。岬洋介シリーズになっており、次の作品もおすすめ。

【1位】

天祢涼著 あのこの殺人計画

どんでん返しの感想 
え?あれ?あれれ?

虐待をテーマにした社会派ミステリー。
「希望が死んだ夜に」で登場した真壁刑事の目線。
小学生きさらの目線。
並行して進む2つの物語。
これらが交わったとき、景色が一変する。
驚愕のストーリー展開。
著者のテクニックに感激。
ミステリー好きは是非読んでおきたい作品。

【まとめ】

テーマ別に紹介してみた。
今後も、テーマ別に本を紹介したいと思う。
いろいろな切り口があるので、自分でも楽しみである。