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Bob Dylan [ Bringing It All Back Home] Columbia CL-2328

(この記事は2023年に、ディランが来日した時にエキブロで投稿した記事です。少し訂正してますが、大方そのまま載せました)

まず、最初に、このところ堰を切ったように大物が連発で来日し、どのコンサートに行くべきか?という悲鳴しか出ないような状況になっております。

ひとまず一番最初にライブやるボブディランの1965年3月発売のこの名盤です。

フォークロック3部作の最初の1枚。これ自体がフォークロックの始まり。という人もいます。

A面はロックサイド、B面はアコですが、初めてバンド形式で録音された作品。

あまりにも有名な(3部作はすべてが有名なジャケですが)アルバートグロスマンの奥さんと撮ったショット。

今まで知りませんでしたが、Wikkによると、初めて表ジャケに曲名がないジャケという事です。


家にあるファーストからジャケ引っ張り出してみてみましたが、確かに表に曲目書いてある。

表に曲目があるのはこの時期の慣例らしく、コロンビアのアルバムでもこれが初めてだった。と書いてありました。

真ん中にはエリックファンシュミット(持っていたがつまらないので売った・・・汗)やロバジョンのブルースアルバムが置いてあるのは有名。

そして、ディランの自信満々のこの表情ったらない。カッコいいです。抱えている猫がなんか意味あるのだろうか?

真ん中の光のようなのはLSDを表している、となんかで読んだことあるけど、調べても出てこなかった。



このレコは、大須のレコ屋で次作の「Highway 61 Reverse」が新入荷で出ていて、パソコン上でmonoを確認し、次の日の昼休みに車かっとばし見に行ったら予想を下回る金額でまだ残っていて、その隣にこのレコもあったのです。

もちろん両方とも「NONBREAKBLE」記載の初期盤、二枚を10.000円弱で買えたのです。あの時は嬉しかったなー。

まぁ特にコメントないです、ジョーンバエズと蜜月状態?

Impression

A面の1曲目はプロモーションビデオの創成期、まさに草分けでしょう。

ここからフォークロックが始まったのですが、完璧な後追いの自分にはイマイチそれがピンと来なくて、フォークから突然ロックに変わったディランを受け入れることができなかったフォーク信者の気持ちがわかりませんが、たぶん激震だったのでしょう。

一応全米初のベスト10入り、最高位は6位。

My Favorito Songs

Subterranean Homesick Blues

まさに言葉の洪水。基本はブルースですが、もしかしたらこれがラップの原型なのでは?

この曲の動画はこれ以外にないでしょう。

She Belongs To Me

これがフォークロックの始まりなのでしぅようか?バックのギターが気持ちいい。誰が弾いてるか知らんけど。

Maggie's Farm

やっぱこれは「Hard Rain」のライブオープニングバージョンが絶対カッコいいです。

Love Minus Zero / No Limit

個人的にはこれが一番好きな曲です。なんとなく最後のフェイドアウトが消化不良ぎみではある。

Mr Tambourine Man

勿論ザバーズが取り上げ大ヒットした曲。バーズよりディランの方が後に発表されてる。

初来日の武道館でのライブ画像。これ初めて見た!

It's All Over Now Baby Blue

もう何も言う事はないです。自分的ディランベスト10入りです。

デッドとのジョイント。どーしてもデッドだとこーなってしまう。けっこうヨレヨレ(笑) まぁいーんですけどね。
でも、ディランのベレー帽と服。めちゃカッコいい。

Label

コロンビアのmonoオリジナル。マトはA-1D B-1B です。これがファーストプレスに近いマトならうれしい。

名古屋公演は4月18,19,20日の愛知県芸術劇場の3Days 。今までディランは名古屋の大会場(ライブハウスは除く)で複数日数やった事ないので客入りを心配してます(お前が心配してどーするんや、なら行けや!というコメントは受け付けてません)。

しかし、S席26.000円はさすがにつらい。転売サイトで2万くらいで売ってますがそれでもキツイ。

ひとまず3日間のどこかで、会場まで行きポスターとか記念に撮ってこようか、あわよくば、グッヅも買えんかなー?と思ったりしてます。

で、グッズ買いにだけ行き、このTシャツ買ってきました(笑 


 ツアーTはダサかったのでこれに。「欲望」のヤツ。めちゃカッコいい。

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