レアアース使用半減磁石
レアアースの使用量を従来比1/2に減らしながら、ネオジウム磁石同等の性能を持つ磁石材を静岡理工科大小林久理教授GPが開発した。
200度C付近ではネオジウム磁石以上の高い磁気特性があるという。
サマリウム、ジルコニウム、鉄、コバルト、チタンを含む組成で、結晶構造を安定化することに成功した。
この用途はまず自動車のハイブリッドモーター向けが考えられる。
実用化はこれからだが、企業と連携して量産化技術を開発して、将来は航空機や宇宙などへの展開も視野に入れる。
かつて領土問題で対立した時の中国は、日本に対して2つの手段を取った。
一つは現地駐在員を何らかの嫌疑で逮捕・拘束して日本の世論を誘導するかのような動きで、心理戦を仕掛けた。
もう一つが資源戦略で、レアアースの輸出を一気に絞って日本企業に悲鳴を上げさせた。
だが、2番目の手段は失敗だった。
いくらもたたないうちに、レアアース依存を低下させる技術が続出して、輸入依存度を見る見るうちに引き下げた。理工科大の成果もその一つだ。
#レアアース #磁石 #中国
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