臓器を造る時代


臓器を3Dプリンターで作るという研究開発が行われている。

バイオファブリケーションという研究分野で、医学と工学の連携で既に臨床研究を終えているのは、東大ネクスト21の共同開発のカスタムメイド人工骨である。骨なら3Dで作りやすいだろうと思ったら、心臓、肝臓、腎臓などもターゲットになっている。富山大はゲルを用いる方法、佐賀大は細胞塊を積み上げる方法、東京女子医大はシート状に増殖した細胞を積み上げる方法、東大の竹内昌治教授は均一な球や繊維などの立体的形状を持つ細胞を組み立てる方法、阪大は生体内で細胞組織を構築するタンパク質を用いて細胞構造体を造る方法で臓器作成に挑戦している。「生命を吹き込む医工学」 がそのイメージである。

#3Dプリンター #先端技術 #人工骨  

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