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【初心者向け】サイド落ち確認のコツまとめ
滋賀でポケカをしていますナルオと申します。
突然文章が書きたくなったので今回自分が意識しているサイド落ち確認のコツについてまとめてみることにしました。
ある程度ポケカを遊んだ方なら知っている基本テクニックですが、これをしっかりやるかやらないかで大きくゲームプランが変わり勝敗にも直結します。ポケカを始めたばかりの方は参考にしてもらえれば幸いです。
1,まずサイド落ち確認とは?
ポケカは最初に手札を7枚ひき、たねポケモンをバトル場に裏向きにして出します。その後6枚をサイドとしてセットし、ゲームを開始します。
このサイド6枚は最初にひいた手札7枚以外の53枚からランダムで選ばれるわけですが、この6枚は基本的に相手のポケモンをきぜつさせることで手札に加えることになります。
つまり相手のポケモンを攻撃するまでの準備段階ではサイドに落ちてしまったカードを使用することは難しいということですね。この段階で大事なカードがサイド落ちしていたらゲームに大きな影響が出ます。
なので慣れたプレイヤーはゲームの始めにグッズなどで山札の中身をチェックした際に、サイドに重要なカードが落ちていないか確認を行います。これがサイド落ち確認です。
いや確認したところでサイドに落ちているカードが使えるわけじゃないし、サイド落ちなんてそんなん運やん!と思うかも知れませんが、サイドに落ちているカードをしっかりチェックすることでそれに合わせた最善のゲームプランが立てられます。ではどのようにカードをチェックすべきなのか次項から見ていきます。
2、優先してチェックすべきカードがある
まず初めにサイド落ち確認と言いましたが、サイドに落ちた6枚のカード全て把握する作業というわけではありません。
もちろん最初にグッズなどで山札を見た時点で、手札、場、トラッシュ、山札にないカードは判明するのでデッキの内容を覚えていればサイド6枚全てを把握することは可能です。しかしそれを行うには時間がかかりすぎます。試合時間は有限でお互い共有のモノです。試合を時間内に終わらせるためにもサイド落ち確認は効率よく行う必要があります。
そのため、あらかじめサイド落ちを確認するカードを決めておくことになります。(つまり1回デッキをさっと確認したら落ちてる6枚すぐわかっちゃう処理能力のある人には必要のない話です)
確認するカードは使っているデッキ、対戦相手によっても変わります。以下どのデッキを使用していても共通になる部分から紹介していきます。
①メインとなるポケモン(特に進化先)
いわゆるメインアタッカーです。たね4−進化3のように複数枚採用されてることが多く、一見サイド落ち確認の必要がなさそうに見えます。実際1枚サイドに落ちていたところでゲームに大きな影響はないでしょう。しかし油断せずにこの枚数は必ずチェックすることをオススメします。
理由は単純です。運悪く複数枚がサイドに落ちていて、それを序盤に気づけなればもうゲームにならないからです。
例を出しますと自分は後攻1ターン目。手札にサポートの博士、マリィとダークライVSTAR(3枚採用)その他グッズがあったとします。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76063403/picture_pc_45bb94466166cff604b1378cb9597a1e.jpg?width=1200)
次のターン進化はできますが、それよりもエネルギーを貼ったりもう少しポケモンを並べたりしたいのでクイックボールを使用したあとにサポートを使って手札をリフレッシュしても良い場面です。
もしここで運悪く2枚ダークライVSTARがサイドに落ちてしまっていて
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76063436/picture_pc_2e418db1bc4ec6d1125db255cd50544d.jpg?width=1200)
それに気づかす博士を使用しデッキに1枚のVSTARをトラッシュしてしまったら。。。もうこのゲームではVSTARに進化させることは出来ないかもしれません。
それどころかダークライに引いてきたエネを貼り、次のターンいざハイパーボールを使用したときに山札を見て進化できない事実に気づき愕然とする。。。なんていうのは最悪のパターンですね。
ここでサイドに2枚進化先が落ちているなんて運負け!としてしまうのは早計です(ついてないのは事実だと思いますけど)最初にクイックボールで山札を確認した際にこの事実に気づけていればケアが出来る盤面でした。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76063481/picture_pc_436fee3eb14fdc2813d12c0c541f78b8.jpg?width=1200)
VSTARサイド落ちやんけ!→
①手札をトラッシュしないマリィやクロバットを使用する。
②このターンはサポートを使わずに次のターン進化してから博士を使う。
③序盤にダークライVSTARを使用するのは諦めて他のアタッカーを育てて攻撃していく。
などです。マリィがない場合は②か③のプランをとる必要があります。どちらもこのデッキの強い動きではないかもしれませんがわかっていてプレイするのと直前で気づくのは雲泥の差です。積極的にポケモンを倒して進化先をサイドから回収するというプランも立てられます。
進化先が2枚サイド落ちという極端なケースかもしれませんがしっかり確認することによりゲームにならないような負け方を防ぐことができます。
細かい話ですが、クイックボールで何をコストにするかも大事です。ダークライVSTARをコストにしてしまっていたら山札を確認してサイド落ちに気づいてもすでに手遅れです。どうせ博士を使うから〜と雑に選択してはいけません。
ちなみに進化先のチェックが特に大事としたのは、たねポケモンは最初のターンにボールで持ってくる事が多い(この時点で枚数を自然と確認することになる)手札に来た時点でベンチに出せるのでやむなくトラッシュする場面が少ない、スタートポケモンとしてバトル場にいるので1枚も場に出せないというパターンが少ないためです。
②システムポケモン
いわゆるクロバットV、ネオラントV、ワタシラガVなどのボールからサーチしてドローやサポートに繋げることが出来るポケモンです。手札を使い切ってクイックボールでクロバットVをサーチ。。。ない!?ということにならないようにサイド落ち確認をしておくことが必要です。逆にこれらのカードがサイドに落ちているということは、サイドに当たりが多く眠っているということですので多少強引に手札を使用してサイド取っていくというプランも選択できます。
同じくトレーナーズをサーチできるメッソンラインの枚数確認も必要です。メッソン、ジメレオン、インテレオンの枚数すべて確認しておくのがベストですがまずはメッソンの枚数の確認からです。メッソンの枚数により盤面作りを考えます(メッソンがデッキに2枚、残りのベンチにウーラオス2ナゲツケサル1並べられる、というような)
またインテレオンを複数体たてたい時などにジメレオン→レベルボール→ジメレオン。。。と繰り返す動きをする際はレベルボールの枚数確認も重要になってきます。動きの途中でデッキにないことに気づいた。。。ということのないようにプランの前に枚数確認をしておきましょう。
③その他デッキごとの確認カード
アルセウス全般→ダブルターボエネルギー、こだわりベルト。いざスターバースを使用する場面でデッキにないということのないように先にチェックしておきたいです。
またメッソンやネオラントVなど全てに言えることですが、ボールでデッキからサーチする時点で、特性でサーチしたいカードがデッキにきっちりあるかも確認しましょう(ハイパーボールでアルセウスVSTARをサーチする時にスターバースでサーチしたいカードがデッキにあるかも確認する。サイドに落ちていたらその時点でプラン変更できる)
ミュウ→フュージョンエネルギー、パワータブレット→メロディアスエコーや後半の火力に直結。カミツレのきらめきを使用の判断材料にもなりますので必ず確認。
アルセジュラ→闘エネルギー。デッキに3〜4枚の採用が多く初手でアルセウスに貼ってしまうとジュラルドン2体育成するのに足りないことも。早期にチェックすることによりアルセウス2体を使うプランに切り替えることもできます。多色デッキの場合少ない方のエネルギーの枚数は確認しておいたほうが無難です。
○その他相手によって必須となるメタカード
ベンチを狙ってくるデッキ→マナフィの確認
ミュウなど特性をVが積極的に使ってくるデッキ→雪道の確認
雪道が採用されてる相手→バケッチャ、その他スタジアムの確認
などなど
もっともっと探せばあると思います。こうやって書いているとあれもこれも確認したくなりますが、先述した通り時間の都合もありますし覚えていられる枚数にも限界があります。ポイントとなる部分を押さえておくことが大切だと考えます。
自分でデッキを使い込んでいくとこれは先に確認しておくべきだったな〜という経験が増えサイド確認の精度も上がっていきます。一人回しの際にサイド確認も怠らず行うようにすると良い練習になるのでオススメです。
3,視認性の話
一部のレアリティを変更しておくことにより視認性(見やすさ)を上げてよりスムーズに枚数を数えることができます。例としてこくばVをSR、こくばVMAXをHRにしておくことでたねと進化の見分けがつきやすく時間短縮になります。その他にもピン挿しのサポートやグッズのレアリティを変えておくことにより序盤から意識しなくても目に入りやすいようにしておくテクニックがあります。連戦となるCLやシティリーグなど緊張や疲れが出やすい大会で効力を特に発揮します。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76064441/picture_pc_27efb59b56a331d88fcc19df2d092625.jpg?width=1200)
HRは特に見やすいですね!
4,終わりに
ここまで読んでいただいてありがとうございました。読み返すと当たり前のことしか書いてない気がしますが、あらためて言語化してみると自分でも復習になりました(かくいう僕はサイド落ち確認やカードのカウンティングがとても苦手です)
この記事で少しでもサイド落ち確認について学べた方がいれば幸いです。